日本でいちばん大切にしたい会社大賞

鎌倉投信と価値ある企業に関する共同研究を行っている法政大学大学院 坂本光司 教授が審査委員長を務める 「日本で一番大切にしたい会社大賞」の受付が今月末まで行われています。鎌倉投信も協賛しています。

最も優秀な会社には経済産業大臣省、次に中小企業庁官賞が贈られるかなり力の入った企画です。

応募資格は、次の通りです。

過去5年以上にわたって、以下の7つの条件のうち5項目以上該当している会社です。
1.人員整理等をしていないこと
2.下請企業・仕入先企業への一方的コストダウンをしていないこと
3.顧客のリピーター率が業界の平均を上回っていること
4.障害者雇用率は2.0%以上であること
5.黒字経営(経常利益)であること
6.遵守すべき法律・規制においてコンプライアンス上の問題がないこと
7.何らかの社会貢献活動が続けられていること

5年存続する会社が数十%しかなく、その中でも10社のうち数社も黒字を出せない状況の中で、その利益の質まで問うかなりハードルの高い応募資格です。これだけの要素を満たすだけで既に十分立派な会社ですが、審査基準は実はこれを遥かに上回る内容なのです。その詳細は、審査結果の発表を待ちましょう。

坂本先生というと一般的に言われる弱者に優しい会社を高く評価されるようなイメージがありますが、実はそれは一面に過ぎません。

利益をきちんとあげることや銀行に依存しない財務体質を築く経営力も相当厳しくチェックします。どんなにいいことをしていても利益を出せない会社には、経営者失格の引導が容赦なく渡されます。ただ延命している老舗の会社も、今の鎌倉投信も落第です。

“正しい経営”を通じて持続的に利益をあげ、お陰さまの心を持って社会にも貢献し続けることを一貫して求められているのです。

ここで選ばれる会社は間違いなく世界にも誇れる会社だと思います。
どのような会社が選ばれるか今から楽しみです。

視点は変わりますが、私はこの企画を聞いた時、ある種の感動を覚えました。
経済産業省が真剣にこうした企画に取り組んでいることが伝わったからです。

霞ヶ関の官僚はとかく非難の矢面に立ちますが、少なくとも私が接する方々のなかでも特に経産省の健全な危機意識は本物です。

経産省の方々と話すと”どうすれば”という言葉が何度も出てきます。
どうすれば日本が良くなるか、どうすれば中小企業が生き生きと出来るか、どうすればベンチャーが育つか…

その一つの象徴がこの賞。
そして、この企画を応援したいと思ったのはこれに関わる人が皆真剣だからなのです。

まだ間に合います。該当する会社さんは、是非ご応募下さい。


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