プレジデントインタビュー Vol.3

ライブレボリューションの経営者向けメールマガジン「プレジデントインタビュー」(計6回)
に掲載された鎌田のインタビューです。
「人」「共生」「匠」

【増永】 「いい会社」を選定されているとのことですが、その際のポイントなどはどのような点になるのでしょうか。

「人」「共生」「匠」の3つをキーワードとしています。
この言葉が意味するのは、人材と循環型社会、そしてオンリーワンです。
これらに絞っていくと、他社にないものをもっている会社を厳選できます。

このような方向性でいくと、結果的にやはり大型株よりも中小型株のなかから光る企業を探していくほうが、自分たちの感性にはすごく合っていると思うんです。

他社とはまったく異なる視点から投資先を厳選しているものですから、ポートフォリオの中身はかなりオリジナリティあふれる内容だと思いますよ(笑)。

● 最近ではどのような企業さんを支援されているのですか。

最近投資させていただいたのは、株式会社アメニティ(非上場、グリーンシート銘柄)さん。
こちらはトイレの総合コンサルティングを展開されている企業で、お話をしてみたら、社格― 人への意識が非常に高い。これは絶対に応援していきたい、そう思い、投資をさせていただくこととなりました。

● 投資先を厳選する際のキーワードを教えていただきましたが、さらにこだわっていることなどがありましたらぜひ教えてください。

そうですね、先ほどの3つのキーワードを中心に、その企業の強さの「真因」を見たいと思っています。

たとえば財務諸表上では、利益が上がっているとか上がっていないとか数字の結果を見ることができます。
しかしなぜそのような数字が出てくるのか、その裏の要素―真因がなんなのかまでは見出せないですよね。
そこを把握すべきなのだと思っています。

そのために何をしているかというと、運用責任者が必ず企業を訪問して経営者に会います。
そして運用責任者が経営者と話す以上にコミュニケーションをとるのが、社員さんなんです。
実際に現場で動いている社員さんと話をすることで、何を考え、何をもって仕事をしているのか―こうした点を見ていきます。

そうすると、おもしろいことに社員さんの価値観や幸せ感までもが伝わってくるのです。
こうしたヒアリングを続けていると、従来の日本に多く見られたような均質なモノを作って広く販売していくというステージから、非常に個性の強い多種多様なステージに各企業がきていることを体感します。
やはり一人ひとりのセンスなどの素養が、サービスに影響してくるものですね。

KamataBlog20110603現場の人の力を生み出すことでそれが企業風土となり、理念となり・・・
こうした組織構造のある会社であるかどうかというのを、重視しています。

● 御社がこだわられているポイントの中で、おそらく「人」の部分はかなり重きを置いていると思いますが、
どのようなきっかけがあったのでしょうか。

私たちが「人」を特に重視しているのは、現代のような閉塞感のある社会構造、経済構造の中で、

モノにしてもサービスにしても他社との差別化を図るには、現場の人の力が大きい、そう思っているからです。

だから現場の人の力を生み出すことでそれが企業風土となり、理念となり・・・
こうした組織構造のある会社であるかどうかというのを、重視しています。

● 現在は何社ほど投資されているのですか。

27社です。その中から1社ご紹介すると、岐阜県の住宅資材メーカーである未来工業さんという会社があります。
以前にテレビ番組にも会長が出演されていましたが、今非常に注目されている企業の1社でもあるんです。

未来工業さんにはたくさんの特徴が見られますが、たとえば年間休日が約140日。
日本でも群を抜いて、休日の多い会社の1社であることは間違いありません。
休みは多いし、残業はしちゃいけないし、とにかく社員に対して可能なかぎり自由度を提供している会社です。

じゃあ、この会社の強さはどこにあるのか・・・自由を与えながら社員の「やる木」(未来工業ではこう呼んでいる)を育て、
会社は常に創意工夫を求め、社員がそれに応えようとする。この関係性にあると私は考えます。

「常に考える」という言葉が社員に浸透していて、1つアイデアを出すと報奨金500円、という制度もあるそうです。
年間で何十件もアイデアを出し、常に新しい商品を提供、そして同時に業務プロセスの改善を図りコスト見直しも怠らない。
こういうことを自発的に考え実行していく社風にできあがっているのです。

実際に自分たちで考えたものが実現すれば、それは自分たちの存在価値を高めることにもなるし、自信にもつながっていきます。さらに会社として採用されれば、それは会社の歴史を刻むことにもなる。こうした行為を社員が普通にやっている会社です。

徹底した権限委譲、現場主義・・・
社員一人ひとりにも考えさせることを推進しているのが、会社の強さに直結しているわけです。

しかも、800名規模であるにもかかわらず、人事や総務などの本部機能を果たす部署はたったの12名でまわしています。
失礼な言い方にはなりますが、ビジネスとしては決して先端をいっているわけではない、住宅資材。ところが内需関係の厳しい業態にもかかわらず、経常利益率は平均して10%を超え、自己資本比率も8割を超えている、超優良企業なのです。

つづく


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