言志四緑


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皆様、こんにちは。鎌倉投信の鎌田恭幸です。


今年の大河ドラマ「西郷どん」を観て、ある人物の掛け軸を思い出し、家に掛けています。横井小楠、山田方谷、佐久間象山、それに連なる吉田松陰や勝海舟など幕末の志士たちに多大な影響を与えた儒学者「佐藤一斉」の書です。西郷隆盛も影響を受けた一人で、一斉が半生にわたって書き続けた1133の箴(しん)言(いわゆる「言志四緑」)の中から101箇条を抜き出して自らの座右の銘(のちに「南洲手抄言四緑(南洲翁遺訓)」としてまとめられる)とし、肌身放さず持ち歩いたことはよく知られています。

一斉が言志四緑を通じて門下生に一貫して問い続けたことは、「君の志は何か」でした。日本の在り様を大きく変えた明治維新は、地理的にも階級的にも辺境にあった薩摩や長州の下級武士たちが天下国家について自ら考え、覚悟を以て行動したことによって成し遂げられたものですが、そのおおもとを辿れば「君の志は何か」というただ一つの真剣な問いにあった、と想像します。

そして、「志」と同様に言志四緑、南洲翁遺訓の中でよく出てくる言葉が「天」でしょう。西郷は、「人を相手にせず 天を相手にせよ。天を相手にして己を尽くして人を咎めず。我が誠の足らざるを尋ぬべし」と、自らの言動をよく戒めたとされますが、この言葉は言志四緑の中の「天に事(つか)うる心 ~すべて事業をするには天に仕えるこころを持つことが重要である~」を模したもののようです。

鎌倉投信の玄関を上がったところに、西郷隆盛が同じ意味で好んで使ったとされる「敬天愛人」の扁額が掛かっていて、出社する全ての役職員は、その下をとおって仕事に向かいます。私は、その「天を敬い、人を愛する」という言葉が意味するとおり、皆で「世のため人のために」にいい仕事がしたい、と念じています。

「志」とは、「生きる道標」「人生の灯明」のようなもの、と私は理解しています。先行きが不透明で混迷する時代だからこそ、自分なりの道標(みちしるべ)を持ちたいものです。


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