坂本光司先生 最終講義(その2)~ 会社経営の目的と使命 ~


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皆様、こんにちは。鎌倉投信の鎌田恭幸です。


ここ鎌倉では、桜が見頃を迎え多くの観光客で賑わっています。この時期、自宅近くの桜トンネルをくぐって通勤すると、朝から心が晴れやかになります。「美しい」と感じると心は穏やかになり、この時期にだけ枝一杯に花を咲かせる姿から桜の生命力を感じるからかもしれません。人も植物も、一所懸命に生きる姿は美しいものです。

さて、今週も、それこそ一所懸命に生きる後ろ姿から力をいただいている法政大学大学院教授坂本光司先生の最終講義についてです。
私は、「会社経営の目的は、会社に係る全ての人の幸福の探求である」と、今では心から思っていますが、坂本先生との出逢いがなかったら、最も大切なそのことに生涯気づかなかったかもしれません。

「企業とは何か、企業とはどういう業か、わからない経営者が多すぎる。このことが、多くの人々を不幸にしている。企業経営の最大目的・使命は『関係する人々の永遠の幸せの追求・実現』であって、業績はその経営目的を正しく果たすための手段にすぎない。このことを肝に銘じて誠実な経営をし続けない限り、企業の未来はない」と、坂本先生の最終講義は、経営者に対する非常に厳しい言葉から始まりました。まさに「経営学とは、企業経営の真の目的と使命を世に広めるためにこそある」、とする先生の心からの声でした。

どんな行動にも目的と手段、結果があります。そして、その中で最も大切なことは目的であって、仮に手段(やり方)が上手くいって結果が出たとしても、目的なき結果によって、関わる人の幸福が長く続くことはないでしょう。
たまに研修等で日本を代表する大手企業の幹部の方々に話をする機会をいただくと、そのことを実感します。皆さん大変有能で事業戦略等には詳しいのですが、「御社、もしくは皆さん自身は、誰のために何のために業績を高めなければならないと考えるか」と問うと、明確な答えが返ることはほとんどなく、目的なき手段の中で悩み苦しむ企業人は少なくないのです。

坂本先生は、企業の「業」に、製造業とか、小売業等はない、といいます。先生の定義にしたがえば、すべからく企業は、「環境適応業」「市場創造業」「雇用維持・拡大業」「幸せ創造・提案業」「人財育成業」「納税責任業」「地域社会貢献業」になります。
この定義を自らの会社に照らし合わせたとき、いやでも経営の(やり方ではなく)在り方を意識せざるを得なくなりました。講義の冒頭から、「企業は何のために存在するか」「私たちは何のために働くのか」、といった「そもそも論」を深く考えされました。(つづく)


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