よくある質問

Q

運用の一番の特徴は何ですか?

A

これからの社会に必要とされ、顧客や消費者、社員とその家族、取引先、地域、自然・環境、株主などを大切にし、持続的で豊かな社会を醸成できる会社に投資をして行きます。
さらに、
  1. 人:人財を活かせる会社
  2. 共生:循環型社会を創造する会社
  3. 匠:日本の匠な技術・感動的なサービスを提供する会社
この3つの要素を重視します。
具体的には、「結い2101」の投資方針をご覧ください。

Q

外国株にも投資をしますか?

A

投資する可能性はあります。具体的には、日本に拠点を置き「我々が望むこれからの社会」に必要とされる会社などがその対象です。

Q

「結い 2101」は、非上場会社には投資しますか?

A

鎌倉投信が考えている「いい会社」であれば、上場・非上場を問わず投資をします。非上場会社については、社債を通じて投資を行います。

Q

「結い 2101」は、国内株式以外に投資するのでしょうか?

A

「結い 2101」の運用基本理念は、「これからの日本に必要とされる企業に資金を投じる」となっています。したがって国内株式への投資が中心となりますが、商品としては「海外の会社への投資」と「社債への投資」などが可能です。「海外の会社への投資」を行う場合は、日本で雇用を生む海外の会社に限定して考えています。また、「社債への投資」を行う場合は、その会社の株式が上場していないなど取得できない理由がある場合に社債で投資することがあります。

Q

総じて社債は流動性が低いようですが、大丈夫でしょうか?

A

上場していない会社が発行する社債等では流動性が著しく低い場合があり、売却等の行動はできません。「結い 2101」の組み入れ銘柄はいい会社だけに倒産はさせたくないですが、今はどんなに大きい会社でも倒産する時代です。デフォルトリスクに関しては、投資先の会社がいつ倒産してもポートフォリオ全体への影響を極力押さえるように分散投資することが大切だと鎌倉投信は考えています。

Q

上場していない会社が発行する社債等の時価はどのように評価しているのでしょうか?

A

上場していない会社が発行する社債等のように流動性がほとんどないものに関しては、市場で値付がされないため、証券業協会が提供している社債の利回りを使用して、毎日時価評価されます。

Q

運用の基本方針はどのようなものですか?

A

投資家の長期的な資産形成と社会の持続的発展に貢献するために、信託財産の長期的な成長を図ることを目的として、国内を中心に、社会との調和の上に発展する会社の株式や社債等に投資することにより運用をおこなうことを基本とします。

Q

「結い2101」の基準価額はどこで確認できますか?

A

基準価額は計算日当日17時頃当社ホームページまたは翌日の日本経済新聞朝刊で確認いただけます。なお、日本経済新聞においては、「鎌倉」の「結い2101」という表示で、基準価額が掲載されています。

Q

運用の内容を知ることはできますか?

A

運用状況や組入銘柄を記載した月次の運用レポート「結いだより」を作成し、受益者の皆様宛に郵送またはE-mailでお届けします。なお、こちらからどなたでもご覧いただけます。

Q

「結い2101」の他にも販売している投資信託はありますか?

A

ありません。弊社では今のところ、「結い2101」のみを販売しています。

Q

「結い2101」はどこで取り扱っていますか?

A

直接的な対話型投信委託会社を目指していますので、鎌倉投信のみの取扱いとなっています。また、他の販売会社(証券会社や銀行等)に販売委託する予定はありません。そのため、「結い2101」購入するには、鎌倉投信に総合取引口座を開設いただく必要があります。

Q

鎌倉投信が考える社会的責任投資(SRI)とはどんなものですか

A

鎌倉投信が考えている「いい会社」の判断基準、「人、共生、匠」を大切にしている会社は、結果的に十分もしくはそれ以上の社会的責任を果たしている会社だと考えています。つまり、企業の社会的責任は、その会社が行う本業において持続的で豊かな社会を創造する事業が行われているか否かが重要であると考えています。鎌倉投信は、社会的責任の評価基準として、特に継続性を重視しています。逆に、形式性や網羅性を重視しません。具体的には、その社会貢献がビジネスモデルに組み込まれているか否か、などで有効性を判断します。その理由は、表面的な取り組み(本気で行っていない取り組み)は、景気悪化などの状況において縮小、撤退する可能性が高く、安定的な貢献が不可能なためです。
つまり、鎌倉投信の結い 2101は、従来型の社会的責任投資というよりも、経済・環境・社会それぞれの持続性に配慮した、サスティナブル投資といえます。

Q

鎌倉投信が提供する商品のうち、この商品が、私の知識、経験、財産状況、ライフプラン、投資目的に照らして、ふさわしいという根拠は何か。

A

当社の場合、提供する金融商品は現状一つですので、お客様の資産状況や投資経験等を把握しながら複数の商品ラインナップの中から選択肢を提案することはできません。
「結い 2101」は、商品設計時に、個人・法人の別や投資経験の有無等を問わず、広く多くのお客様に共通して投資いただき、お客様ご自身にとって適切な金融商品か否かを判断いただけるよう、次のことを念頭におきながら組成しました。
  1. 鎌倉投信の経営理念や投資哲学、運用方針を明確にする
  2. 売却を前提とせずに「いい会社」に投資し続ける、というシンプルで分かりやすい運用をおこない、投資先の情報開示を徹底する
  3. 相対的に価格変動リスクの少ない安定運用を目指す(収益率の高さを追求するのではなく、リスクを抑制し、1リスクあたりの収益性を高める運用をおこなうことで安定した資産形成に貢献する)
  4. お客様のポートフォリオの、コア部分の運用商品としても、コア以外の味付けの運用商品(所謂サテライトと呼ばれています)としても使うことができるものにする
  5. 目標とする投資収益率と許容するリスク水準を示し、その達成状況を説明する

Q

「結い2101」を購入した場合、どのようなフォローアップを受けることができるのか。

A

当社は、投資の果実を「資産形成 × 社会形成 × こころの形成」と定義し、その 3つの側面からお客様に心で感じる投資の果実を届けたいと考えています。お客様と永きにわたる信頼関係を築くには、共感できる「価値の定義」と、その伝達力が大切だと考え、それを実践する方法として販売会社を介さない直販に特化し、投資を通じて「いい会社」の取組み等を知る「場」づくりをおこなっています。
運用者である当社がお客様に対して直接運用報告をおこない、その一環として「受益者総会®」や「いい会社訪問®」「いい会社の経営者講演」等を開催し、お客様のお金が資産形成に留まらず社会のよりよい循環に貢献していることを感じていただく取組み等をおこないます。
※「受益者総会」「いい会社訪問」は、鎌倉投信の登録商標です。

お客様に金融商品を提供する上で一番に大切なことは、投資信託を提供するために必要となる日々のオペレーションの精度や諸手続きの利便性、法令の遵守等です。当社は、その機能を疎かにしないよう、あたりまえのことを確実丁寧におこなう姿勢を大切にします。

Q

「結い2101」が複数の商品を組み合わせたものである場合、個々の商品購入と比べて、どのようなメリット・デメリットがあるのか。

A

この商品は複数の商品を組み合わせたものではありません。複数の商品を組み合わせた場合と比べて、運用の仕組みや費用体系がシンプルでわかりやすいというメリットがあります。一方で、複数の商品を組み合わせることによるリスク分散効果といったメリットは得られません。
なお「結い 2101」は、社会との調和の上に発展する企業の株式や社債に分散投資し、リスクの低減とリターンの向上を目指した運用をおこなっています。個別の株式等を購入する場合と比べて、リスク分散効果や運用の効率化といったメリットを得ることができます。

Q

「結い2101」のリスクについて、私が理解できるように説明してほしい。

A

運用資産の市場価格の変動による影響を受けます。
  • 株式の価格は、個々の企業の活動や業績、国内および国外の経済・政治情勢などの影響を受け変動します。投資信託に組入れている株式の価格が下落した場合、基準価額の下落要因となります。公社債は、市場金利や信用度の変動により価格が変動します。
運用資産の市場での取引量の変動による影響を受けます。
  • 有価証券等を売却あるいは取得しようとする際に、市場に十分な需要や供給がない場合や取引規制等により十分な流動性の下での取引がおこなえない、または取引が不可能となる場合が生じるリスクです。この流動性リスクの存在により、組入銘柄を期待する価格で売却あるいは取得できない可能性があり、この場合、不測の損失を被るリスクがあります。特に私募の社債に投資する場合は、その流動性が十分ではなく、元利金の支払い遅延および支払不履行などが生じるリスクもあります。
投資先の破綻や債務不履行による影響を受けます。
  • 有価証券等の発行者等の経営・財務状況が悪化した場合またはそれが予想される場合もしくはこれらに関する外部評価の悪化があった場合等に、当該有価証券等の価格が下落することやその価値がなくなること、または利払いや償還金の支払いが滞る等の債務不履行が生じるリスクです。投資した企業等にこのような重大な危機が生じた場合には、大きな損失が生じるリスクがあります。投資する債券の発行体において、元利金の支払い遅延および支払不履行などが生じた場合は、長期的に回収を図ることを含め、適切な手段による債権回収をおこないます。
為替相場の変動や諸外国の情勢による影響を受けます。
  • 外貨建資産を組み入れた場合、当該通貨と円との為替変動の影響を受け、損失が生ずるリスクがあります。また、当該国・地域の政治・経済情勢や株式を発行している企業の業績、市場の需給等、当該国・地域のさまざまな要因を反映して、基準価額が大きく変動するリスクがあります。
多額の解約にともなう保有資産の換金売りによる影響を受けます。
  • 一時に多額の解約があった場合には、資金を手当てするために保有資産を大量に売却しなければならないことがあります。その際に当該売却注文が市場価格に影響を与えること等により、基準価額が下落し、損失を被るリスクがあります。

Q

「結い2101」と比べて相対的にリスクが低い類似商品はあるのか。あればその商品について説明してほしい。

A

当社が提供する金融商品は現状「結い 2101」一つですので、相対的にリスクが低い類似商品を提案することはできません。
「結い 2101」は、収益率の高さを追求するのではなく、リスクを抑制し、1リスク当りの収益性を高める運用をおこなうことにより、安定した資産形成に貢献することを目指しています。

Q

私が「結い2101」に 10 万円を投資したら、それぞれのコストが実際にいくらになるのか説明してほしい。

A

購入時に支払う費用、運用成果に応じた費用は 0 円です。
継続的に支払う費用は、運用状況により変動しますので、設定来の実績から、1 年間継続保有した場合の平均額、最小額、最大額をご案内します。
  • 平均 1,138 円 〔内訳〕 信託報酬 1,133 円、その他費用 6 円
  • 最小 1,005 円 〔内訳〕 信託報酬 997 円、その他費用 8 円 (2013 年 5 月 21 日投資開始)
  • 最大 1,429 円 〔内訳〕 信託報酬 1,427 円、その他費用 2 円 (2020 年 3 月 16 日投資開始)

Q

費用が「結い2101」より安い類似商品はあるか。あればその商品について説明してほしい。

A

当社の場合、提供する金融商品は現状一つですので、費用がより安い類似商品を提案することはできません。

Q

私が「結い2101」を換金・解約するとき、具体的にどのような制限や不利益があるのかについて説明してほしい。

A

換金・解約するときの手数料はかかりませんので、お客様の不利益になることはありません。
この商品の残高、投資市場の流動性の状況等によっては、当社の判断により金額や受付時間に制限を設ける場合があります。また、金融商品取引所における取引の停止、その他やむを得ない事情があるときは、換金・解約の請求の受付を中止することがあります。