投資先の「いい会社」

ホクト 株式会社

(長野県)設立年:1964年

地産地消を推進する、いい会社

ホクトさんはブナピーなどで知られる「きのこ」の会社で、きのこの研究開発・生産・販売まで全ての工程に携わっています。同社は、国内各地域に工場をつくり、地域の雇用創出と地産地消を目指しています。

【特徴 共生】

●食の安全
「食の安全」に関するホクトさんの徹底した姿勢は、特筆すべきものです。
まず、きのこや栽培培地に農薬を一切使用していません。培地材料には、トウモロコシの芯を粉砕したコーンコブミールや米糠、襖などを利用しています。こういった植物由来の原料を使用しているため、使用後は肥料や家畜のエサとして再利用が可能です。使用後の材料は評価が高く、購入の順番待ちの地域もあるそうです。
次に、生産環境の清潔さがあります。同社の工場で栽培されたきのこは洗わずにそのまま調理ができますが、これは日々の清掃と管理を徹底しているからです。外部からの汚染の可能性を極力抑えるため、専用の作業着を着て殺菌・消毒処理を施した担当者のみが立入が許されるなど、徹底した衛生管理をおこなっています。

●革新性
同社の中核部門の一つ「きのこ総合研究所」では1983年の創立以来、バイオテクノロジー技術を駆使し、きのこに関するあらゆる研究を重ねています。
この研究開発分野では、世界初の純白エノキタケや苦味の少ないブナシメジの開発、エリンギの大量・安定生産体制の構築など、多くの成果を生んできました。
きのこの健康増進効果を解明する研究も実施されていて、複数の生理活性機能を学術的に検証済みの他、癌抑制作用についても研究がおこなわれています。

鎌倉投信の視点
鎌倉投信はホクトさんを「共生」というテーマで取り上げました。国内の生産拠点では地元採用を推進していて、地域の活性化に貢献しています。また、品質管理の徹底や、健康効果の研究を通じて、「質」の高いきのこを消費者に提供しています。鎌倉投信は、そういった同社の「5つの満足」を追求する姿勢を評価しています。

ホクト株式会社
1964年(昭和39年)設立。本社は長野県長野市。東証1部上場。ブナシメジなどのきのこを生産・販売。
https://www.hokto-kinoko.co.jp/