投資先の「いい会社」

株式会社 タムロン

(埼玉県)設立年:1950年

ファンの多いニッチな、いい会社

カメラ好きの人で知らない人はいない、一眼レフカメラやミラーレスカメラの交換レンズで世界を魅了するタムロン。

レンズは日本の十八番。海外売上高は約7割と、世界に通用する匠がタムロンにはあります。タムロンの強みは、ズームレンズの技術力です。レンズ専業のタムロンが世界で評価される理由は、その開発能力にありました。

自律型社員

タムロンが考える自律型社員とは、周囲から与えられる研修や仕事のチャンス等を受身の姿勢で待つのではなく、目標を決めて自分なりに計画を立てることができる社員のことです。目標達成に対する必要な支援については、会社がバックアップするなど、タムロンにはチャレンジを促す企業風土があります。社員にとってやりがいを感じられる会社でありつづけることが成長の推進力になっていると思います。

地域を大切に

タムロンの本社は埼玉県さいたま市。電車だと単線である東武野田線の七里駅が最寄り駅です。60年以上前から「見沼田んぼ」という田園風景が広がるこの地で事業を展開しており、縁を大切にする会社であることが伺えます。また、青森に三つの生産拠点がありますが、こちらも企業誘致があってからずっとその場所です。場所や地域を大切にする会社なのですね。
  • 埼玉県さいたま市にあるタムロン本社

専業で生き残る

ひと昔前、レンズ専業メーカーは百社以上ありましたが、デジタル化への変化の時代に数社だけが残りました。その数少ない会社の一つがタムロン。以前のレンズ専業メーカーは「安かろう悪かろう」といわれてきましたが、今では最新のズームレンズを提供するのがタムロンの役目。また、ファンの多いニッチな会社になって生き残っています。

開発力

タムロンの強みは、その開発力。魅力的なレンズを短期間で設計し、すぐに試作、製造へと自社内でできる開発体制にあります。最近の高倍率ズームレンズを小型化するためには、この体制が重要になります。いまでは、デジタル一眼レフカメラ用交換レンズだけでなく、監視カメラやFA/マシンビジョン用レンズ、さらには車載用レンズなど、様々な分野で活躍するタムロン。多品種高品質の製品を生み出す開発力は、とどまることはないでしょう。
  • 高性能なタムロンのズームレンズ

鎌倉投信の視点

鎌倉投信が着目したのは、テーマ「匠」。レンズを活かした光学は、見た目ではなかなか真似出来ない、日本の技術力そのものです。特に高い精度を要求されるものであればあるほど差が出ます。カメラレンズというと、キヤノンやニコンを思い浮かべる方々が多いと思いますが、鎌倉投信では、ニッチな会社ながらもファンの多いタムロンを応援しています。

株式会社タムロン

創業1950年、デジタル一眼レフカメラ用やミラーレスカメラ用交換レンズ、監視カメラやFA/マシンビジョン用レンズ、車載用レンズなどを世界に提供するレンズ専業メーカー。本社は埼玉県。東証一部上場。
https://www.tamron.co.jp/

※ 掲載内容は正確性を担保するものではありません。また、執筆時点のものです。