投資先の「いい会社」

株式会社 デジタルハーツホールディングス

(東京都)設立年:2001年

世界に通用する匠と呼べるIT会社

この会社は現代版の匠。デジタルハーツホールディングスの中核事業はソフトウェアの不具合をチェックすることです。

デジタルハーツホールディングスは、「そんなことまで見ないよ」と外国人がびっくりする日本人の細やかさを活用した匠な会社です。さらに、中核子会社である株式会社デジタルハーツでは、ニートやフリーターなどの未就業者を積極的に雇用して「発売前のゲームを徹底的にチェックする」ビジネスモデルも時代にマッチしていて、働く意欲はあるが働く場所がない人が、働き、チャレンジできる場を提供しているという点でも重要な役割を果たしています。


日本らしさ
デジタルハーツが提供するデバッグ(ゲームソフトの不具合を検出する)サービスは、日本人の得意技といえます。なぜなら、マイクロソフト社が「米国人じゃ、こんなところまでバグだとは思わない」といって契約するほどの、細部に拘った技術だからです。今では、マイクロソフト社だけでなく、日本の名だたるゲームメーカーもデジタルハーツにデバッグを依頼しています。この日本人のこまやかさが、世界に誇る技術となっています。

多様な人財の活用
不具合を見つけるサービスは、ユーザー目線でのチェックを必要とします。デジタルハーツは、とにかくゲーム愛が強く、世間で「ゲームオタク」といわれるような人財を採用していて、引きこもり状態にあった未就業者であっても第一線で活躍している人がたくさんいます。作業する人は、発売前のゲームの機能チェックをおこない、楽しみながら仕事をこなしていきます。登録ベースの雇用者数は、なんと約8,000人(2022年3月末現在)。時代のニーズにあったビジネスが埋もれていた才能の発掘につながり、働く意欲はあっても働く場所が見出せなかった人財の雇用に貢献しています。
  • 登録ベースの雇用者数は、なんと約8,000人

第二の収益の柱
デジタルハーツホールディングスは、ゲームソフトのデバッグを専門とする会社から、あらゆるソフトウェアの品質・安全性の向上を支援するテスト専門の会社へと進化すべく、業務システムなどの不具合を検出するシステムテストサービスやシステムの受託開発、保守・運用支援、セキュリティなどのサービスを提供するエンタープライズ事業を立ち上げ、その拡大に注力しています。同事業の中核子会社である株式会社AGESTを中心に、数多くの不具合を検出してきたノウハウと多様な人財を持つデジタルハーツ特有のリソースを通じてモノづくりをするあらゆる企業の支えとなり、第二の収益の柱としての成長が期待されます。

鎌倉投信の視点
鎌倉投信が着目したのは、テーマ「匠」。一般的な情報技術の会社では、技術力という面を評価しづらく、テーマ「匠」で選べる会社は情報産業にはないと考えていましたが、この会社の業務内容を聞いた時に「これだ」と思いました。まさに、現代版の匠。日本人の特徴を活かし、世界に通用する技術を提供するデジタルハーツホールディングスの、今後の成長が楽しみです。元々、フリーターだったメンバーで創業した会社だけに、どのようなバックグラウンドを持つ人財でも受け入れ、社会への参画を促し続ける姿勢は、まさに今の時代に必要とされる会社です。“デジタルハーツ”の名のとおり、まごころのこもったサービスを提供し続けて行くことを期待しています。ぜひ応援していきましょう!
  • 代表取締役社長 CEO
    二宮 康真 氏

株式会社デジタルハーツホールディングス
創業2001年、デバッグ、システムテストが中核事業のIT会社。本社は東京都。東証プライム市場。
https://www.digitalhearts-hd.com/