投資先の「いい会社」

亀田製菓 株式会社

(新潟県)設立年:1957年

家族みんなが働く会社

親子、夫婦、兄弟など、家族で勤務している人が多い亀田製菓。

それは、そもそも農家の収入を支えるためにできた、共同組合から生まれた会社だから…。米どころ新潟で、米菓にこだわり、さまざまなヒット商品を世に送り出している。東日本大震災で影響を受け内定取り消しになった学生を10名採用する方針を固めた亀田製菓。地域を大切に、人を大切にする会社です。


農民組合からのスタート
亀田製菓というと「亀田の柿の種」 「ハッピーターン」など、お馴染みのお米から出来ているお菓子の製造です。戦後間もない時期に、女性や子供に菓子で喜びを与えたいという想いで、新潟の亀田郷に出来た農民組合が亀田製菓のスタートでした。やがて会社化し、雇用を増やし、地元の兼業農家の生活を豊かにすることにも貢献しました。お米を使って製品を創り、地域の人々の暮らしを楽しく、豊かなものにする、その想いは今も昔も変わりません。
  • 亀田製菓といえば柿の種(2011年受益者総会での写真)

雇用
地域の雇用を守り続ける亀田製菓。兄弟、親子とも亀田製菓に勤めている、という社員も数多くいます。三交代制の勤務もあり、昼間はお母さん、夜はお父さんなどの対応が可能なのも、地元の雇用ニーズに合っています。また、2011年は、東日本大震災の被災地出身で、内定が出ていた学生さん10人を積極的に雇用したのもすばらしい活動ですね。

新商品開発
亀田製菓の強みは新商品開発力。つい定番商品に気を取られてしまいますが、年間百を超える新商品を投入しています。

海外進出
海外進出も積極的に行っています。アメリカの代表的なお菓子といえばポテトチップスですが、米菓はヘルシーフードとして少しずつ認知度を高めています。

鎌倉投信の視点
鎌倉投信が着目したのは、テーマ「共生」。
地域の雇用を守り続けてもらえると信じられるのは、創業理念。何のために亀田製菓は存在するのか、それがはっきりしているからこそ信じられます。鎌倉投信では、日本の地方が元気になれば地方の雇用も生まれ、ひいては日本も元気になると考えており、地方にある「いい会社」を応援しています。また匠という側面では、お米のお菓子はヘルシーで日本ならではの技術がギュッと詰まっていますし、最近では、ネットでお米まで販売しています。これからの海外展開も楽しみです。
工場見学に行った時に食べた、焼きたての「亀田の柿の種」は、ちいさなおせんべいのように香ばしかったですよ。
  • 地域の雇用を守る亀田製菓の田中社長(2012年当時)