投資先の「いい会社」

ライフネット生命保険 株式会社

(東京都)設立年:2006年

新たな金融を創造するいい会社

生命保険の新たな価値創造に挑戦しているライフネット生命保険。主にインターネットを通じて保険を販売し、保険料を低く設定しています。申込時だけでなく保険金・給付金を請求する場合にも分かりやすい商品設計・サービスは共感を呼んでいます。金融に変革をおこすライフネット生命保険の成長が、これからも楽しみです。


理想の生命保険
同社は「自分にとっても理想的で、安心して友人や家族に勧められる生命保険はつくれないのか?」という創業者の想いから2006年に設立され、
「正直に わかりやすく、安くて、便利に。」
というマニフェストの下、お客様視点の商品・サービスを提供しています。インターネットという販売チャネルを用いることにより、セールスパーソンや支店事務所等のコストが不要なため、多様なお客様へ生命保険を低価で提供することを実現しています。

保険の新しい価値を発掘するための工夫は枚挙に暇がありません。
  • 「10秒でカンタン見積り!」などシンプルで見やすいホームページを作っていて、特に昨今はスマートフォンでの利便性を重視して改善を重ねています。
  • 保険に関する相談も、スマートフォンからLINEを使って保険プランナーとチャットで相談することができるため、育児や家事で忙しく、まとまった時間がとれない方でも、スキマ時間に保険を検討することができるようになっています。
  • 保険加入申込だけでなく、医療保険の給付金請求手続もオンラインだけで完結することができます。
  • 保険金・給付金請求手続の利便性はもちろんのこと、2015年からは業界他社に先駆けて、同性パートナーを死亡保険金の受取人に指定することを可能にしました。業界の常識からすると導入のハードルは高かったものの、当時、企画部長の森社長(2019年9月時点)をはじめとする社員有志が「保障が必要なお客様がいるにも関わらず、業界の慣習によって保障を受けられず困られている方がいる。他社がなかなか手がけられない取組こそ、当社が率先してやるべきだ」と粘り強く周囲を説得し、導入することができたそうです。
ひとつひとつの工夫に、売る側の論理ではなくお客様の目線でというこだわり。マニフェストである「正直にわかりやすく、安くて、便利に。」を事業活動で感じられる生命保険会社です。
  • お客さま一人ひとりの生き方を応援するという理念を共有している社員たち

社員力
「社長の仕事の95%は、社員が気持ちよく仕事に打ち込める場を創ること」。創業者の考え方は、変わらず今も根付いているように思います。私服で働く社員たちは、活気に溢れています。人事制度もユニークです。性別、性的指向、性自認、性表現、国籍、学歴不問で、条件は30歳未満のみの「定期育成採用」、社外での挑戦と成長の機会と捉え「複業」も推進、多様性を重んじた取組も数々実施しています。また、同社には、「定年」がありません。社員の活力と、百人百色の多様性がよいサービスにつながる、ライフネット生命保険のオフィスにくれば、誰でもきっとそう思うでしょう。

鎌倉投信の視点
鎌倉投信が着目したのは、テーマ「人」。
ライフネット生命保険は、金融を改革しようとする、いわば鎌倉投信の同志です。保険料の内訳を国内で初めて開示したことに端を発し、お客様の需要はあるものの他の生命保険会社が進んで取り組まないような施策を実施してきました。生命保険業界の常識にとらわれない消費者目線を徹底した商品やサービスを提供するには、そこで働く人達のモチベーション・挑戦意欲の高さが欠かせません。鎌倉投信では同社のそういった企業風土を評価しています。同社は会社のマニフェストや人財に共感した社員が入社してくる共感型経営でもあります。オンライン生保の競争は激化していますが、人を大切にする企業風土と社員力のあるライフネット生命であれば、様々な困難をも乗り越えると鎌倉投信は考えています。
  • 代表取締役社長 森 亮介 氏(2019年9月時点)
    2018年度に創業者からバトンを引き継いだ若きリーダー

ライフネット生命保険株式会社
創業2006年、インターネットを主な販売チャネルとする生命保険会社。生保業のプロで、当時還暦の出口治明氏と、米国の経営大学院に留学中だった岩瀬大輔氏が、戦後初の独立系生保会社として、ゼロから創り上げた会社。東証マザーズ上場。
https://www.lifenet-seimei.co.jp/

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