投資先の「いい会社」

コタ 株式会社

(京都府)設立年:1980年

いい会社を目指し続ける、いい会社

美容室向け頭髪用化粧品製造販売を行っているコタ。

この会社の特徴は、何といっても取引先である美容室がうまく経営をしてくれることが売り上げにつながるとして、取引先を大切にし、しかも美容室経営のコンサルティングも手掛けていることです。美容室の意見をすぐに取り入れられる製販一貫体制も魅力の一つです。そんな、いい会社を目指し続けるコタを応援していきたいです。

【特徴一 人】

●人財育成
コタは、美容室専用のシャンプーやトリートメントなどを製造・販売する会社です。コタの特徴は、何といっても独自の「旬報店(じゅんぽうてん)」システムにあります。旬報店とは、美容室がコタの商品を専門に取り扱うことによって、コタの営業社員から経営のコンサルティングサービスを受けられるというものです。なんとコンサルティングフィーは一切かかりません。これは、取引先である美容室が利益を出した延長線上にコタの成長があるという考え方に基づいています。その代わりコタの営業マンは大変で、単に商品を売るのでは無く、コンサルティングもする必要がありますから、一人前になるためには最低三年かかるそうです。そんな製造業もあるんですね。
●取引先を守る
取引先によっては、自社の利益成長を優先し、コタの商品を他よりも安く販売したり、非正規ルートでの販売をしてしまったりするケースも発生します。コタでは、一所懸命やっている美容室を守るための工夫を行い、コタ全体での売上げが減ってでも、健全な成長を選んでいます。この堅実な経営態度が、信頼を生み、これからの成長に繋がっていくのでしょう。
●いい会社
コタが目指すいい会社とは何か。「社員の一人ひとりがあるべき、いい会社像をイメージでき、それに近づこうとする集団のことです。一人ひとりのいい会社像は違ってもいいのですよ。」と語る小田社長は、自信を持って答えられていました。この自信は、工場見学に行った時に、自分の役割や技術について語る若手社員の熱い想いがそのまま繋がっているように感じます。

鎌倉投信の視点
鎌倉投信が着目したのは、テーマ「人」。

取引先の利益成長が我々の成長と考えるコタ。取引先にも理念を徹底し、深い信頼関係を構築しているコタは安定的に成長していくためのインフラが整っています。その根底は、皆で「いい会社」を目指すということ。コタが目指していく「いい会社」が、どんな形で実現されていくのか、私たちも楽しみです。

最後に、2012年新設された新工場を訪問してきましたが、何と自己資金(20億円)で建設しています。無借金経営を貫く真面目な経営です。

ぜひ、応援して行きたいですね!
  • 小田 博英 社長
    社員一人ひとりがいい会社をイメージし行動できる経営を目指す経営者

コタ株式会社
創業1980年、美容室専用の「業務用頭髪化粧品」の製造・販売。独自のコンサルティング営業が特徴。東京一部上場(2014年3月東証二部より上場替)。本社は京都府。

http://www.cota.co.jp/