投資先の「いい会社」

IKEUCHI ORGANIC 株式会社

(愛媛県)設立年:1953年

熱狂的なファンの多い、いい会社

タオルといえば今治。ですが、池内タオルの創る「風で織るタオル」は一味も二味も違います。

風力発電100%で創るタオル、赤ちゃんが口に入れても安全なタオル、そして世界で最もピュアなタオルとして米国の雑誌でも取り上げられるタオル。なぜ、これだけのこだわりを持てたのかは、基本理念である「母親が自分の命より大切にする赤ちゃんに安全なタオルを届けたい!」という想いからでした。

応援せずにはいられない、いい会社です。

2014年10月26日受益者の皆様と「いい会社訪問」を実施しました!

【特徴一 共生】

●環境への配慮と製品へのこだわり
タオルといえば今治。ですが池内タオルさんは他の今治タオルとは異なっています。オリジナルブランドである「風で織るタオル」は、風力発電で創るタオル。池内タオルさんはWWFからWind made(風力発電から出来ている)の認証を日本の企業で初めて取得しました。環境への配慮はそれだけではありません。タオルのほとんどはコットンからできていますが、綿花では枯葉剤が使用されているケースが多くみられます。オーガニックにこだわらない限り、「赤ちゃんが口に入れても安全なタオル」は実現できないのです。

製品へのこだわりという意味では、日本一厳しいといわれる排水基準を持つ瀬戸内海に排水できる浄化設備やオーガニックでもカラフルな染色ができるなど挙げはじめるときりがありませんが、「環境に一番優しいのは、長く使えることだよ」という池内社長(2013年当時)のコメントは本物だということを一番感じられます。

最後に、池内タオルさんではフェアトレードを実現するため、タンザニアのコットンを使ったコットンヌーボーを展開しています。タンザニアのコットンの品質は安定性に欠けるため、それを逆手にとってワインのように年ごとのタオルを楽しむという発想で製品にしています。素晴らしいアイデアだと思います。

【特徴二 人】

●社長の資質
池内社長の環境へのこだわりは本物。初代プリウスを乗り続け、ペットボトルは国際線に乗る時だけ(年数本)で講演ではペットボトルは飲みません。駅の売店には「ビンの飲み物を置いて」と嘆願までします。そんな池内社長は会社を自分の物だと思っていません。最近では「風で織るタオル」は勝手に独り歩きし始めたといいます。公器だと認識している表れです。後継者創りにも余念がありません。

●ファンの多さ
実は昔、池内タオルさんは取引先の商社が倒産して連鎖倒産に追い込まれています。「タオルを何枚買ったら倒産せずにすみますか?」というファンからの問い合わせが、池内社長を奮い立たせ、池内タオルさんを救いました。熱狂的なファンの多さを覗わせる逸話です。
鎌倉投信の視点
鎌倉投信が着目したのは、テーマ「共生」。

池内社長に第一回の受益者総会で登壇頂いてから、やっと投資が実りました。5年ほど前、地元の小学生と一緒に池内タオルさん主催の「タオル折紙教室」に参加して、池内社長の講演を聞いた後、運用会社の者ですと自己紹介した時にびっくりされていたことを思い出します。「母親が自分の命より大切にする赤ちゃんに安全なタオルを届けたい!」という想いがある限り、池内タオルさんは必要とされ続けます。

私も風で織るタオルのユーザーですが、ぜひみんなで応援していきたいですね!
  • 池内 計司 社長(2013年当時)
    信念を貫き、オーガニックないい会社を目指す経営者

IKEUCHI ORGANIC株式会社
創業1953年、タオルの製造・販売。下請けの多い業種ながら、オリジナルブランド製品の「風で織るタオル」を展開。風力発電、オーガニック、フェアトレードなど、様々な点でこだわりを持つ。非上場。本社は愛媛県今治市。

http://www.ikeuchi.org/