投資先の「いい会社」

株式会社 マイファーム

(京都府)設立年:2007年

「自産自消ができる社会」を目指す、いい会社

株式会社マイファームは自分たちが作った農産物を自分たちで消費するような「自産自消ができる社会」創りを目標にして、耕作放棄地を利用した体験型農園の運営や農業学校、野菜販売を行っている会社です。農業に関わる人を増やすことで、耕作放棄地の減少や、農業に対する楽しさや大変さ、食べることへの理解などを深めることを目指しています。

【特徴一 共生】

●食料自給率改善
マイファームでは、趣味として野菜作りをしてみたいといった人や自分で食べる野菜は自分で作りたいといった人など農業に興味のある人を対象に手軽に農業体験を行える体験農園事業を行っています。農地は耕作放棄地となっていたものを利用し、野菜作りに詳しいアドバイザーによるサポートつきで有機無農薬栽培を体験することができます。栽培した野菜はもちろん自分たちで消費でき、年間15~20種類の有機野菜が利用者の家庭の食卓に並ぶことになります。

また、農園利用者の中で、もっと農業を詳しく知りたい、あるいは就農したい、といった人を対象に農業学校で専門的な知識と農業ビジネスの両方を学べる機会も用意しています。さらに農業学校の卒業生が作った野菜の販売事業も行い、農業に興味を持つ人から農業をする人までを一気通貫でサポートする独自の仕組みを用意しています。

現在、日本で40万ヘクタールあるといわれる耕作放棄地が新たな使い方をされれば、全農地の10%である場所が再び耕されることになります。農業人口を増やすことで耕作放棄地を減らし、みんなが農業を楽しめる社会を目指しています。
  • こちらは体験農園の様子です。

  • 左は農業学校の講義風景と、右は農業学校の卒業生の作った野菜販売の様子です。

【特徴二 人】

●理念経営
マイファームでは「自産自消ができる社会」 創りを目指していますが、この「自産自消」という言葉は同社が創った造語です。これには自然に近づくことで得られる普段の生活では得られない「気付き」を提供したいという想いが込められているそうです。「気付き」とは農業に対する楽しさや大変さ、食べるということへの理解といった、農業を体験することで得られる学びを表します。マイファームでは、その「気付き」を通して、広がってしまった自然と人間の距離を少しでも縮めることができれば、「自産自消」ができる社会創りへとつながっていくのではと考えています。
  • 体験農園利用者から送られてきた野菜の写真です。

鎌倉投信の視点
鎌倉投信は、「共生」の評価のなかでも、食料自給率改善という点で特に評価をしました。

手軽な農業体験によって農業に関心のある人を増やすだけでなく、さらに強く農業をやりたい人を教育し、販売までサポートする独自のシステムは、幅広い人に農業に挑戦する機会を与える素晴らしい取組みであると捉えています。マイファームの今後の事業展開に期待しています。
  • 株式会社 マイファーム
    西辻 一真  
    代表取締役社長

株式会社 マイファーム
2007年創業。耕作放棄地を利用した体験型農園の運営や農業学校、野菜販売を行っています。本社は京都府。

http://myfarm.co.jp/