投資先の「いい会社」

サイボウズ 株式会社

(東京都)設立年:1997年

多様な働き方を認め、公明正大で個人が自立した組織を目指す、いい会社

サイボウズ株式会社は、メールやスケジュール管理、掲示板等の機能を一つのソフトで提供できるグループウェアの開発・販売をおこなう会社です。代表的なサービスとして「サイボウズ Office」、「Garoon」などがあり、グループウェアを通じて組織内コミュニケーション・チームワークの向上を目指しています。

【特徴 匠】

●国内シェア・顧客満足度ナンバーワン
サイボウズの歴史は97年、インターネットによる効率的な企業内情報の共有可能性を感じ、現社長の青野氏を含めた三人によるグループウェア「サイボウズ Office」の開発・販売に始まります。創業以来、ユーザーの使いやすさ、日本企業の文化にあった使い勝手を最優して開発を進め、ライバル企業にはIBMやマイクロソフト、グーグルといったそうそうたるIT企業が居並ぶ中、中小企業向けのソフト「サイボウズ Office」は国内トップシェア、大企業向けのソフト「Garoon」とともに、顧客満足度1位を達成しています。日本企業だからこそできる、日本のワークスタイルへの理解やチームワーク重視の考え方が大きな強みとなった結果です。
  • グループウェアではメールやスケジュール管理、掲示板等の機能を一つのソフトで提供できます。

【特徴 人】

●人を大切にする
サイボウズでは育児休暇や介護休暇を最長6年取得できる制度や、働く時間等をライフスタイルの変化に合わせて選択できる制度、業務時間以外であれば副業を認める制度など、ユニークな社内制度を整え、多様な人が自立して働くことを目指しています。その結果、IT業界では珍しい4%という低離職率、約4割という高い女性社員比率を実現しました。同社は超ホワイト企業ですが、はじめからではありませんでした。青野社長が社長になった06年には業績の急拡大にともなう業務量増加やM&Aの失敗による業績低迷等が重なり離職率が28%とピークに達し、当時83人いた社員の23人が辞めていく状況でした。

こういった事態への反省から「百人いれば百とおりの働き方と人事制度を提供する」方針を定め、ワークライフバランスに配慮した制度や社内コミュニケーションを活性化する制度を採り入れ、現在の改善に繋げています。人財の定着化により採用コストや教育コストも抑えられプラス効果が大きいそうです。また青野社長自身も育児休暇を率先取得し、男性でも育児休暇がとれるような雰囲気をつくっています。
  • サイボウズでは、育児介護休暇等が6年間とれる制度や、
    ライフスタイルに合わせて働く時間と場所を選択できる社内制度を整えています。

鎌倉投信の視点
鎌倉投信では、テーマ「人」の中でも「人を大切にする」という点を評価しました。サイボウズの柔軟な人事制度は一見、個性的に映りますが、人手不足が進み、働く人の価値観が多様化していく現在においては、時代にあった先進的取組みであると評価しています。
鎌倉投信は、同社の未来に期待します。
  • サイボウズ株式会社
    青野 慶久 
    代表取締役社長

サイボウズ株式会社
1997年設立。
グループウェアの開発・販売をおこなう。中小企業向け「サイボウズoffice」、大企業向け「Garoon」のいずれもが国内トップシェア、顧客満足度No1を誇る。6年間の育児休暇や副業を認めるなどの柔軟な制度設計により離職率4%と高い定着率を誇る。
本社は東京都。

http://cybozu.co.jp/