投資先の「いい会社」

株式会社 島精機製作所

(和歌山県)設立年:1962年

独自の技術でニット業界の発展と地域に貢献する、いい会社

株式会社島精機製作所は、和歌山市にある、コンピュータ横編機、デザインシステム、自動裁断機、手袋靴下編機などの製品を開発・製造・販売している会社です。
1995年に開発した「一着丸ごと縫い目がないニット」を作るホールガーメントⓇ横編機は、ファッション業界に革命をもたらし、今では国内衣料品メーカーのみならず、海外有名ブランドのニット製品製造にも活用されています(ホールガーメントは島精機製作所の登録商標です)。

【特徴 匠】

●革新性
 島精機さんの成長は、「日本のエジソン」といわれる代表取締役会長の島正博氏が1953年に創業し、手袋編機の自動化に成功したことに始まります。
設立以来、55年間以上、主に横編機の研究と技術改良に熱心に取組んでいます。
中でも革新的なのは、ホールガーメント横編機に用いられる、スライドニードルと呼ばれる編み針の開発でした。
この開発により、同社独自の4枚ベッド構造を実現し、ニットのデザイン性も格段に向上しました。
ホールガーメントは一着丸ごと編み上げることから縫製が不要となるため、生地のカットロス、縫い代ロスがなく、結果的に地球環境への負荷を減らすことにも寄与しています。
  • 最新鋭のホールガーメント横編機「MACH2 XS」

    最新鋭のホールガーメント横編機「MACH2 XS」

  • ホールガーメント横編機の心臓部である、4枚ベッド、可動型シンカーとスライドニードルの様子

    ホールガーメント横編機の心臓部である、4枚ベッド、可動型シンカーとスライドニードルの様子

●ニッチ
島精機さんの代表製品であるコンピュータ横編機は、業界のリーディングカンパニーとして世界で高シェアを維持しています。
同社製品に使われている部品の約70%は自社で内製しているほか、創業以来、製品の設計・製造は、地元和歌山県出身の社員が多く働く和歌山工場で行うという徹底ぶりが、同社の競争優位性を支えています。

鎌倉投信の視点
鎌倉投信は同社を「匠」のテーマで評価しました。
ニットウェア等のコンピュータ横編機というニッチな分野で世界をリードするだけでなく、絶え間ぬ技術改良によりアパレル・ファッション業界を筆頭に自動車産業や航空宇宙産業等多岐にわたる業界の進化を支え、私達の生活を豊かにしている点を高く評価しています。

株式会社島精機製作所
1962年創立。東証1部上場。本社は和歌山県 和歌山市。
コンピュータ横編機、デザインシステム、自動裁断機、手袋靴下編機 などの開発、製造、販売。
未知の技術領域へ挑むエンジニア・スピリッツのもと、社員ひとりひとりが経営理念である「限りなき前進―Ever Onward」を実行する。
http://www.shimaseiki.co.jp/