投資先の「いい会社」

平田機工 株式会社

(熊本県)設立年:1951年

世界中の生産ラインを支え地域雇用を大切にする、いい会社

平田機工さんは、様々なメーカーの生産設備を設計・構築する「工場を作る工場」として世界中のものづくりを支えている会社です。設備の機械部分だけでなく、その動きの制御や生産管理をおこなう生産システムをも提供しています。

【特徴 匠】

●商品・サービスの質
平田機工の歴史はリヤカーやベルトコンベヤーといった運搬装置の開発に端を発します。コンベヤーの製造を開始した当初は顧客である家電メーカーから相手にされず、修理の仕事しか依頼されないこともあったそうです。しかし、故障を直すだけでなく新品同様に磨き上げたり、単に発注どおりの装置を作るだけでなくコンベヤーの効率的な稼働方法を提案したりする、といった付加価値の高い商品・サービスを提供したことで、家電業界以外からも注文を受けるようになりました。
現在に至るまで、自動車・半導体・家電と様々な業界の設備製造を手掛けてきたことから、同社には生産設備のノウハウ・技術が蓄積されています。その結果、顧客からの信頼は厚く、国内ではトヨタやパナソニック、海外ではゼネラルモーターズやフォード、インテルといった、品質に厳しいとされる世界的な企業からも高い評価を受けています。
  • 平田機工が製造する、工場の生産設備。自動車の生産ラインは全長1,000mに及ぶことも。

    平田機工が製造する、工場の生産設備。自動車の生産ラインは全長1,000mに及ぶことも。

【特徴 共生】

●地域活性化
平田機工は熊本本社や工場で千名を超える人財を雇用し、地域雇用に貢献しています。海外進出のため、東京に本社があったこともありますが、その間も本社機能や生産設備の大半は熊本に残していました。震災をきっかけに地元への貢献意欲を一層強め、熊本へ本社を戻したそうです。熊本城の復興支援など、雇用創出以外の面でも地域再生に向けた活動に積極的です。

【鎌倉投信の視点】
平田機工の技術力を踏まえると「匠」の要素も強いのですが、鎌倉投信は、「共生」のテーマで投資しました。
大企業の半数以上が首都圏に本社を置くなかで、同社は熊本へ本社を戻し、雇用創出などを通じて地元へ貢献しています。熊本には同社の取引先もあることから、同社が世界中から仕事を引受けることは、同時に取引先の雇用増加にも繋がります。鎌倉投信は、平田機工のようなグローバル企業が地方に拠点を構え、地域活性化を主導していくことを願っています。
  • 代表取締役社長 平田 雄一郎 氏(2019年11月時点)

    代表取締役社長
    平田 雄一郎 氏(2019年11月時点)

平田機工株式会社
各種生産システム、産業用ロボット、物流関連機器等を製造・販売する生産設備メーカー。経営理念は「人を活かす」「 技術革新に努める」「 人間尊重を貫く」「 創造的人生を拓く」「 社会に貢献する」「 顧客を優先する」。1951年設立。本社は熊本県熊本市。東証一部上場。
https://www.hirata.co.jp/

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