「結い2101」を深堀る

投資信託は、個人にとって有効な資産運用の手段となり得る金融商品の一つです。

より効果的に活用いただくために、投資信託、資産運用についての理解を深めることは大切です。

FUKABORI

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収益の源泉について 株式編

投資信託の種類は様々ですが、ここでは株式投資信託が収益の源泉とする株式について解説します。

投資信託の分類

投資信託は、株や債券などといった投資対象資産を収益の源泉としており、投資対象資産の種類によって以下のように分類されます。(出典:投資信託協会)

株式

主たる投資収益が、実質的に株式を源泉とするもの

債券

主たる投資収益が、実質的に債券を源泉とするもの

不動産投信(リート)

主たる投資収益が、実質的に不動産投資信託及び不動産投資法人を源泉とするもの

その他資産

主たる投資収益が、実質的に上記以外の資産を源泉とするもの

資産複合

主たる投資収益が、実質的に上記の複数の資産を源泉とするもの

投資対象資産によって収益の性質は異なりますので、しっかり理解した上でニーズに合うものを選ぶことが大切です。

結い2101では…

「結い2101」は株式投資信託に分類されます。

株式とは

株式は、会社に対してお金を出資した代わりに受け取れる権利を証明するものです。株式を持つと「株主」になることができます。株主は配当請求権と株主総会の議決権を持ち、これらの権利によって収益が期待できます。

株主の権利と収益

  • ・ 配当請求権:企業活動による利益を分けてもらえる権利です。
    資産を保有していることで得られる利益(インカムゲイン)が期待できます。
    配当金の有無や金額は、企業によって様々です。利益が出ていても配当金を支払わずに、将来の成長原資として蓄える場合もあれば、損失が出ていても配当金を支払い、株主との良好な関係性を維持しようとする場合もあります。
  • ・ 株主総会の議決権:経営に参加する権利です。将来的な企業価値向上を一緒に目指すことができます。
  • ・ 資産を売買することで得られる売買損益(キャピタルゲイン)が期待できます。
    市場においての株価は、短期的には需要と供給に左右され、実態とかけ離れた価格変動が起こり得ます。その一方で、長期的には本質的な価値に収れんすると言われています。

結い2101では…

  • ・ これからの日本にほんとうに必要とされる「いい会社」へ、皆様からお預かりしたお金を投じ、応援し続けます。投資先として選んだ理由からその視点がブレない限り、その企業の株式を保有し続けます。
  • ・ 長い時間軸でのゆっくりと安定した成長を目指して、投資先企業の業績の伸びに見合った収益率を目標に、リスク(価格変動の大きさ)を抑制しつつ長期的に安定した運用成果を目指しています。
  • ・ 短期的に高い収益を期待されている方にとっては、相応しい商品ではありません。
  • ・ 投資先企業に対する議決権行使の方針、過去の議決権行使結果についてはホームページ上で開示しています。