投資信託 きほんの「き」シリーズ「口数」ってなに?(その1)

今回より投資信託の基礎知識を身につける場として、『きほんの「き」』シリーズを掲載します。
投資初心者の方にとって「質問する」こと自体、ハードルが高いもの。
「ちょっと聞くには忍びない」といった内容を、読み切りまたは複数回にわたって案内していく予定です。
一緒に学んでいきましょう!
第1回目の題目は、「口数」についてです。

「口数」の読み方は、「くちすう」または「こうすう」、投資信託を購入したり、解約(換金)したりするときの取引単位のことをいいます。

投資信託を購入するとき、保有しているとき、解約(換金)するとき、この「口数」が関わってきますので、投資信託と口数は切っても切れない関係なんです。

今回は、「投資信託を購入する際の口数」についてご案内します。



まず、投資信託の購入方法は「口数指定」「金額指定」の2種類あります。
  • 「口数指定」とは「1キロ分のお肉を購入する」
  • 「金額指定」とは「1万円分のお肉を購入する」
とイメージすると分かりやすいかと思います。

「1キロ分のお肉を購入する」場合、
「1キロ分のお肉」が手に入りますが、お肉の値段によって支払う代金が変わる。
一方、
「1万円分のお肉を購入する」場合は、
支払うお金は「1万円」ですが、お肉の値段(単価)によって購入できる量が異なる。
ということですね。

「結い2101」の購入方法は「金額指定」のみですので、
「結い2101」の値段(基準価額)によって購入できる量(口数)が異なる
ということです。

購入する時の値段が、わからない。それが「投資信託」

投資信託と前述のお肉の例と異なるのが、
購入・解約の申込をした後に値段が決まる「ブラインド方式」が採用されている点です。

あらかじめ「いくらで購入できるのか(値段)」がわからないので、
「どれだけ購入できるか(数量)」が事前に計算できない、というものです。

あらかじめ値段が分からないことを不安に思う方もいるかもしれませんが、投資信託の仕組み・特徴として「そういうもの」と気軽に考えてください。

前日の値段をもとに、どれだけの口数を購入できるかは「参考値」として計算することもできますし、
実際にいくらでどれだけの口数を購入したかは、取引成立後に発行する「取引報告書」で確認できます。
(「結い 2101」は、申込日の翌営業日の値段が適用されます。詳細はこちら

100万円で投資信託はどれだけ購入できるのか

それでは、本題に入りますが、まずは身近な存在に置き換えて考えてみましょう。

「1,000円持っています。100ℊ200円のお肉は、何グラム購入できますか?」
 1,000(円)÷200(円)×100(g)=500  答え:500グラム
次に、投資信託を購入する場合で考えてみましょう。考え方はお肉を買う時と同じです。
投資信託の値段は、「基準価額(きじゅんかがく)」といい、1万口あたりの値段が新聞や運用会社のホームページで確認できます。

「100万円持っています。投資信託Aは、何口買購入できますか?」

お金を払う段階では投資信託Aの値段が分からないので答えは、計算できない、
すなわち「分からない」が正解ですね。

金額指定100万円の購入は、
「払うお金は100万円。その100万円で購入できるだけの口数を購入する」
ということです。
100万円以上のお金を払う必要はありませんので、そう不安になる必要はありません。

計算方法はお肉の購入数を求めた式と同じ、以下の数式で計算できます。
投資金額÷基準価額(単価)×10,000※=口数
(※1万口あたりを1口あたりに単位を戻すために10,000をかけます)

基準価額16,000円で購入できたものとして、上記の式にあてはめると、
1,000,000(円)÷16,000(円)×10,000=625,000 答え:625,000口

100万円で、投資信託Aを625,000口購入したことになります。

基準価額は、日々上がったり下がったりするので、購入日が違えば同じ投資金額でも購入できる口数が異なります。
「基準価額」「口数」と普段聞きなれない言葉が出てきますが、考え方は普段しているスーパー等でのお買い物と一緒です。
定期的に開催している「初心者向け勉強会」でも口数についてご案内をしていますので、是非ご参加ください。
初心者向け勉強会 https://www.kamakuraim.jp/events/

次回以降 保有中の評価額や解約時の口数の考え方などについて、ご案内予定です。お楽しみに!
月次運用報告書「結いだより」125号掲載