「結い 2101」運用報告 社会形成「安全へのこだわり」

「新しい生活様式」という言葉が世に出てから、大分時間が経過したように感じられます。
この用語の初出がいつか調べてみると、2020/5/1発表の「新型コロナウイルス感染症対策専門家会議による状況分析・提言」(※1)が最初のようです。
この提言により、それまで「徹底した行動変容」が要請されていたところが、長丁場を前提とした「新しい生活様式」の定着を目指す方向性へ変化しました。
例えば、食事中のおしゃべりやお酌は控えるようにといった、具体的な実践例も示されています。

投資先の企業活動も「新しい生活様式」の影響を受けています。
例えば、結婚式場を運営するアイ・ケイ・ケイさん。
鎌倉投信は「人」のテーマで、お客様に感動価値を届けている点などを評価して、2011年から投資をしています。同社は4月の緊急事態宣言発令後、5月一杯までは感染拡大防止を優先し、国内での挙式・披露宴を実施しませんでした。
多くのお客様は催しをキャンセルするのではなく延期するそうですが(※2)、今後は従来とは異なる様式になることが予想されます。
催し中におしゃべり禁止というのは現実的ではありませんが、同社はお客様やサービススタッフの健康管理を徹底し、物理的な距離を保てるような形で催しを実施するとのことです。

このようなアイ・ケイ・ケイさんのお客様の安全への配慮は、目前の危機(コロナ)に対応して実施している面もありますが、以前から同社の文化として根付いているようにも思えます。
例として、食の安全が挙げられます。ホテル業界・婚礼業界としては珍しく、一部の施設で食品安全マネジメントシステムの国際規格(ISO22000:2005)を2009年に取得しています。
安全に関わる改善は一見地味かもしれませんが、高品質なサービスを持続的に提供する上での前提条件だと考えられます。
アイ・ケイ・ケイさんは今後、9月から式の施行を本格的に再開するとのことで、引き続きお客様・スタッフの安全に配慮しつつ満足度の高いサービスを提供し続けていくことを、鎌倉投信は期待しています。
(資産運用部 橋本)

(※1)https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000627255.pdf
(※2)キャンセル率は3.7%とごく僅かだそうです。
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