「結い 2101」運用報告 社会形成「飢餓のない世界を目指して」

今年のノーベル平和賞は世界食糧計画(WFP)に授与されることとなりました(※1)。WFPは、飢餓のない世界を目指して活動する国連の食料支援機関です。
主な活動内容は、
1.貧しい地域や紛争地域に食料や学校給食を提供すること
2.赤ちゃんや妊婦への栄養支援 です。
「飢餓と闘い、紛争地域で平和に貢献し、飢餓が戦争の武器として利用されることを防ぐために重要な役割を果たした」ことが受賞理由です。

現在、アフリカを中心に世界の9人に1人にあたる8億人以上が飢えていて栄養不足(=個人が正常で活発かつ健康な生活を維持するのに必要なエネルギーの量に対して、習慣的な食物摂取量が不十分な状態)であるといわれています。さらに新型コロナの広がりで、人やモノが自由に移動できなくなったため、食糧不足に拍車がかかるおそれがあるとされており、WFPの重要性が増してきています。

今回は、「結い 2101」の投資先で、WFPや食糧問題に関連の深い会社を3社紹介します。

① 食品・食材のインターネット販売の事業をおこなう「オイシックス・ラ・大地」さんは、社会貢献活動のTABLE FOR TWO(テーブル・フォー・ツー)の活動をしています。対象となる同社商品を購入すると、売上の3%が認定NPO法人TABLE FOR TWOを通じて開発途上国の子どもの学校給食になります(※2)。

② ミドリムシで知られる「ユーグレナ」さんは、日本企業として初めて、WFPの事業連携パートナーに選ばれ、WFPと連携しバングラデシュの小規模農家を支援しています。収穫した農作物を現地に安価で提供する他、ロヒンギャ難民への食糧支援もおこなっています(※3)。

③ 加工胡麻製品の製造・販売をおこなう「かどや製油」さんは、10年以上WFPの学校給食プログラム全般への寄付活動を続けています(※4)。

国連は2030年までの実現を目指している「持続可能な開発目標」(SDGs)の中で、「飢餓をゼロに」を定めています。鎌倉投信は、引き続きこうした投資先を応援し続け、少しでも飢餓のない世界に近づくことを願っています。

(資産運用部 長田)



(※1)出所:ノーベル賞公式サイト
https://www.nobelprize.org/prizes/peace/2020/press-release/
(※2)出所:オイシックス・ラ・大地 
https://www.oisix.com/CategoryX.828.195.htm?mi2=withOisix_tft
(※3)出所:ユーグレナ
https://www.euglena.jp/news/20190225-2/
(※4)出所:かどや製油
https://www.kadoya.com/company/page07.html

月次運用報告書「結いだより」129号掲載