危機時にこそ現れる真の強さ

皆様、こんにちは。鎌倉投信の鎌田恭幸です。
いつも鎌倉投信のメルマガを読んで頂きありがとうございます。

先日Webで開催した秋の運用報告会には、日本全国から約700名の受益者とそのご家族が視聴されました。貴重な時間をいただき、心から感謝します。寄せられた沢山の質問やその内容から、皆様がとても熱心に資産形成に取組まれている様子が伝わり、胸が熱くなりました。質問には、率直に、丁寧に回答しましたが、不足の点、回答しきれなかった質問については、「結いだより」等で補足したいと思います。

良質な質問が数多く寄せられる中、「コロナ禍で様々な企業の取組みを観て感じることは何か」という質問に対して、資産運用部長の五十嵐は、「機会と捉える会社と、早く元の状態に戻って欲しいと願う会社とに分かれる」と答えたことは印象的でした。そして、調査活動の中で、そうしたことを感じさせる言葉を紹介していました。

「(口の中に手を入れて歯科治療をおこなう)マイナス・ディスタンスを滅菌器具で支援する」
ナカニシ(デンタル用回転機器等の製造)

「エネルギーがあり余り、困難に対して無知な若い社員が活躍している」
ほぼ日(手帳をはじめとした文具や雑貨・衣類・食品等の企画・販売)

「コロナ禍でのシェアアップはブランド力があればこそ。先輩方の努力に感謝しかない」
かどや製油(ごま油の製造販売)

「将来を見通すことより、いかに起きたことに迅速に対応することができるかが重要」
オイシックス・ラ・大地(有機野菜等の宅配)

「緊急事態宣言の休業期間中は、研修を通じて、これからのマザーハウスのあるべき姿を徹底的に議論した」
マザーハウス(途上国から世界に通じるブランド品を製造)

それぞれに深い意味を持つ言葉だと感じます。そして、今この時を積極的に「機会」と捉える会社には、共通点があるようにも感じます。

まず、企業理念をしっかりと社内で共有している点でしょう。次に、目の前で起きる問題を自分ゴト化できる社員一人ひとりの主体性の高さです。最後に、職場環境、働き方が変わる中で、助け合いのチーム精神を発揮している点です。

この三つの力を持つ会社は、厳しい環境の中でも互いの知恵を持ち寄り、創意工夫し、企業理念実現のための方法を模索し、そこから新たな商機を生み出しているように感じます。

また、こうした底力は、平常時から意識し、実践され、培われていることも事実でしょう。「会社の真の強さは、日々の努力の積み重ねであり、危機時にこそ現れる」のだと感じます。


(本記事はメールマガジンの再掲です)

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