自分たちの限界を決めない

皆様、こんにちは。鎌倉投信の鎌田恭幸です。
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先日、「結い 2101」投資先の「いい会社」トレジャーファクトリーの野坂社長から創業25年記念の社内報が届きました。衣類や家具、家電等幅広い商品の総合リユース事業を展開する同社は、1995年に東京都足立区に1店舗目を開店して以降、国内外への多店舗展開、リユースを軸とした様々な業態やサービスへと進展し、毎期増収を続けています。

会社の歴史を綴った社史等を読むと、その会社が何を大事にしてきたか、過去の反省から何を学んだかを感じます。そう思いながら社内報を隅々まで読み、着実な実績の原動力になっているものを読み解くと、一つのキーワードが浮かび上がります。

「自分たちの限界を決めない」

社内報に綴られた役職員、お客様の言葉から、自分たちの限界を決めず、一人一人が成長し続ける、成長の可能性は無限にあるという、経営者や社員の眼差しが伝わってくるのです。

「成長とは何か」、その定義は様々でしょう。野坂社長は、分かりやすく「歩みを止めないこと」といいます。

「小さな差の積み重ねが大きな差になる。歩みを止めず、走る時に走り、歩きながら考え、また走り出す。成長とは、止まらないことが大切だと思う」
100キロマラソンを何度も完走した野坂社長らしい表現の中に、揺るぎない信念を感じます。

企業にとって「歩みを止めない」とは、常に何かに挑戦するという意味ではないでしょう。日々、様々な現場で起きる課題を他人事とせず、創意工夫を繰り返し、小さな変革を弛まずに積み上げてゆくことに他なりません。その主体性の連鎖が組織の足腰を強くし、やがて事業領域やサービスの拡充へとつながり、次のステージへと導きます。
二宮尊徳翁が教える「積小為大」に通じます。

以前、二宮尊徳翁の直系の方から「小学校でよく見かける尊徳像が教える一番大事なことは何か」と問われたことがあります。答えは、勤労でも、勤勉でもありませんでした。
「歩みを止めない姿」なのだそうです。

「自分たちの限界を決めず、成長の歩みを止めない」
コロナ禍の逆境下、特に心に留めたい言葉です。
トレジャーファクトリーさんの益々の発展を祈念します。


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(本記事はメールマガジンの再掲です)
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