投資信託 きほんの「き」シリーズ 「口座」について(その2) ~NISA口座~

投資初心者の方にとって「質問する」こと自体、ハードルが高いもの。
「ちょっと聞くには気が引ける」といった内容を案内していきます。
一緒に学んでいきましょう! 

前回のおさらいです。
鎌倉投信で「口座」を開設し、取引をはじめる場合も「総合取引口座」、「一般口座」、「特定口座」、「NISA口座」と色々な「口座」があり、特に投資初心者の方は戸惑う方も多いようです。

下図のように、総合取引口座がお盆、特定口座・一般口座、NISA口座がお皿、お皿の上に載るものが投資信託や株式といった金融商品、とイメージしてください。
今回はNISA口座についてです。制度についてもおさらいをしておきましょう。
NISA(ニーサ)とは、少額投資非課税制度のこと。一定額以下(少額)の投資から得られる利益について、税金はかかりません(非課税)という制度です。
日本国内に居住する20歳以上の人が利用できるNISAには「一般NISA」と「つみたてNISA」の2種類あり、「一般NISA」の口座、「つみたてNISA」の口座をどちらか開設できます(同期間に2つ両方は開設できません)。

2種類のNISAの特徴をまとめたものが、下記の比較表です。
制度内容を説明するうえで、「非課税投資枠」、「非課税期間」・・と聞きなれない言葉が出てきますが、そう難しいことはありません。

一般NISAの口座をお皿に例えながら、制度内容について説明します。
一般NISAのお皿には、1月から12月までの1年間で120万円分の金融商品を載せることができます。この、1年間にお皿に載せることができる金融商品の上限金額のことを「非課税投資枠」といいます。
ただし、無期限で載せておくことはできず、期間は購入年を含めて最長5年間。これが、「非課税期間」です。ここでのポイントは、「購入日(月)から5年間」ではなく、「購入した年を含めて5年間」ということです。2020年1月に購入しても11月に購入しても非課税期間満了年は2024年12月末です(この間の売却益等が、非課税です)。

一般NISAのお皿と非課税投資枠の関係は、次のようにイメージしてみてください。(図1)
非課税投資枠は、お皿の中に毎年設けられ、一般NISAとつみたてNISA、どちらを選択するかによって、非課税投資枠や投資可能期間が異なります。(NISA制度の比較表参照)
例えば、投資信託Aを60万円分購入すると、残りの非課税投資枠は、120万円-60万円=60万円、となります。(図2)

残った非課税投資枠は、翌年以降に繰り越すことはできませんが、無理に使い切る必要もありません。「非課税投資枠」とうまく付き合いながら、ご自身で購入計画を立てることが大切です。

非課税投資枠は、お客様から「つみたてNISA(または一般NISA)に変更したい」、「NISA口座を他の金融機関に移したい」などの申出がない限り、投資可能期間中、前年と同一種類の口座が同じ金融機関で毎年設定されます。

ここまで、NISA口座と制度についてお分かりいただけたでしょうか。

次回はNISA口座利用のお客様から寄せられる質問のうち、特に問合せが多い2点についてお答えしていきます。

※本資料は2019年3月末の情報に基づき作成をしています。
※本資料は鎌倉投信が独自に作成したものであり、金融商品取引法に基づく開示資料ではありません。

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月次運用報告書結いだより131号掲載