「結い 2101」運用報告 社会形成「未来の教育への期待」

未来の教育への期待

学校教育が大きく変わりつつあります。文部科学省は、生徒一人ひとりに最適化された学びを提供することを目的に、GIGAスクール構想を推進しています。この構想のもと、小中学生に対して1人1台の端末(パソコン、タブレット)の導入が進んでおり、2021年3月末までに多くの自治体で納品が完了する見通しです(※1)。当初2023年度の導入目標でしたが、コロナ禍に組まれた補正予算により「1人1台端末」の早期実現が目指されることとなりました(※2)。

このGIGAスクール構想の進展により、ハードウェアのみならず、教育現場でのソフトウェアの普及も進んでおり、これらの普及を受けて大きく業績を伸ばしたのが、「結い 2101」の投資先である「すららネット」さんです。同社は、対話型eラーニング教材「すらら」の開発・提供をおこなう企業です。「すらら」の特徴は、主要5教科の学習を、先生役のアニメーションキャラクターと一緒に、一人ひとりの理解度に合わせて学習を進められることです(※3)。

経済産業省のEdTech導入補助金の交付を受けて、公立学校672校、約25万人の児童・生徒が「すらら」を使って学習することとなりました(※4)。現在、教育現場では、授業内容の多様化により、教師の負担が増しています。「すらら」は、生徒の学力向上だけでなく、教師の負担軽減への寄与も期待されています。

また「すらら」は、学校以外にも広がりを見せています。学習塾や一般家庭の自宅学習にも使われています。さらには、不登校児童・発達障碍児の学習にも選ばれています。海外でも、インドネシア・スリランカ・フィリピン等で事業展開していて、現地語に対応しています。

教材もどんどん進化しています。直近では英語教材がスピーキングにも対応しました(※5)。また、同社の決算説明会では、子どもの声を分析し、AIが感情を認識する技術の基礎研究をしていると話がありました。

すららネットさんの企業理念は「教育に変革を、子どもたちに生きる力を」です(※6)。
鎌倉投信は、この理念に沿った事業展開をおこない、本業を通じて社会貢献をしているすららネットを応援しています。未来の教育がどのように進化し、そこからどんな優秀な未来のリーダーが生まれてくるか非常に楽しみです。
(資産運用部 長田)
「いい会社」企業情報