「結い 2101」運用報告 資産形成(基準日:2021年3月末)

3月の日本株式市場

3月の国内株式市場は上昇しました。米国での追加経済対策成立や新型コロナワクチン接種の進展による経済正常化期待、国内での緊急事態宣言解除などを受けて、国内株式市場は中旬にかけて上昇基調で推移しました。しかしその後は、日銀のETF(上場投資信託)の買入れ方針変更を受けて、日経平均採用の値がさ株への売り圧力が強まったほか、欧州での新型コロナウィルスの感染拡大や、大手金融機関の損失計上報道が嫌気され月末にかけて軟調に推移しました。TOPIX(東証株価指数)は前月末比で4.8%、TOPIX Small(小型株指数)は同7.2%それぞれ上昇しました。業種別では、海運業、鉄鋼、電気・ガス業などが上昇した一方、鉱業、陸運業、空運業などが下落しました。

3月の「結い 2101」

3月の「結い 2101」の基準価額は、電力調達価格の上昇による業績への影響が懸念された「ホープ」や、保険契約の新規獲得ペースが鈍化した「ライフネット生命保険」等の投資先の株価が下落したものの、業績回復期待を背景に「第一稀元素化学工業」「トレジャー・ファクトリー」等の株価が上昇したことから、前月末比+3.6%の21,697円となりました。
投資行動では、3月末時点の「結い2101」の組入会社数は、新規組入をおこなわなかったことから前月末と変わらず、68社です。株式組入比率は、足元の株式相場のリスクが低下してきたことを受け、投資先企業の株式を幅広く買い増したことにより、前月末から上昇し、56.7%となりました。債券組入比率は、投資先企業の株価上昇などによる純資産総額の増加により、前月末から小幅に低下し、2.2%となりました。
(資産運用部 五十嵐)

月次運用報告書「結いだより」133号掲載