投資信託 きほんの「き」シリーズ  コスト ~運用管理費用(信託報酬)~

投資初心者の方にとって「質問する」こと自体、ハードルが高いもの。
「ちょっと聞くには気が引ける」といった内容を案内していきます。
一緒に学んでいきましょう! 


今回は、投資家の皆さんが間接的に負担するコスト 「運用管理費用(信託報酬)」です。

・運用管理費用(信託報酬)
投資信託の運用をおこない続け、その管理をし続けるコストなので、投資信託を保有している間はずっとかかります。純資産総額に対して〇%を乗じた金額を投資信託の運営に関わる運用会社・販売会社・受託会社の3者に配分します。

■各社の運用管理費用(信託報酬)使途
運用会社(委託会社) 運用費用・報酬、法定資料作成費用など
販売会社 販売の取扱い、分配金・解約代金の支払事務費用など
受託会社 資産の保管、管理費用など

なぜ間接的に負担する手数料なのかという説明の前に、投資信託の仕組みと「純資産総額」について簡単に紹介しておきますね。

投資信託というのは、投資家の皆さんから託されたお金をまとめて、運用の専門家が株式や債券などの有価証券で運用する商品です。その投資信託に組み入れられているすべての株式や債券等の時価総額のことを「純資産総額」といい、株式や債券の価格変動に応じて、「純資産総額」も上がったり、下がったりします。

運用管理費用(信託報酬)は、「純資産総額に対して年〇%」とし、〇%を日割りした金額を日々、純資産総額から差し引きます。投資信託の値段である「基準価額」は、運用管理費用(信託報酬)を差し引いた後の純資産総額を総口数で割って算出しますので、皆さんが普段目にしている基準価額は、運用管理費用(信託報酬)を差し引いた後の金額なのです。これが、運用管理費用(信託報酬)が「間接的」に負担するコストといわれる所以です。
運用管理費用(信託報酬)の実績値は、投資信託の決算ごとに作成する運用報告書の中で、基準価額1万口あたり〇〇円というように参考値を開示されています。
次回は、「結い2101」のコストについて案内予定です。