投資信託 きほんの「き」シリーズ  「結い 2101」のコスト

投資初心者の方にとって「質問する」こと自体、ハードルが高いもの。
「ちょっと聞くには気が引ける」といった内容を案内していきます。
一緒に学んでいきましょう! 


今回は、鎌倉投信が運用・販売する「結い 2101」は、どのコストが、どれだけかかるのかを案内します。

まず、「結い 2101」は購入時手数料と信託財産留保額はかかりません。皆様に負担いただくのは、「運用管理費用(信託報酬)」、料率は年間1.1%(税込)です。

投資信託協会が公表している「投資信託の主要統計等ファクトブック(2021年2月)」によると公募株式投信(追加型)の運用管理費用(信託報酬)の平均は、インデックス運用(※1)が0.43%、アクティブ運用(※2)が1.15%(いずれも税込)です。「結い 2101」はアクティブ運用ですので、平均的な水準だと思います。
※1 特定の市場指数(日経平均・TOPIXなど)に追随することを目的とする運用
※2 企業調査等をおこない投資先を選定する運用や、特定の市場指数を上回ることを目的とする運用 など
投資信託は、「運用は運用会社」「お客様への販売は販売会社」と役割分担をしていることが一般的ですが、当社は「結い 2101」の運用会社である一方、「結い 2101」を販売会社に販売委託するのではなく、自社で販売までをおこなっています(「直販」といいます)。農家さんが丹精込めた野菜を仲卸業者やスーパー等の小売業者を通さず、直接消費者に販売、といったような野菜の産地直送の「投資信託版」と考えていただくとイメージしやすいでしょう。

したがって、下表「各社における運用管理費用(信託報酬)使途」のうち、「販売会社」「運用会社」に該当します。

■各社における運用管理費用(信託報酬)使途
運用会社(委託会社) 運用費用・報酬、法定資料作成費用など
販売会社 販売の取扱い、分配金・解約代金の支払事務費用など
受託会社 資産の保管、管理費用など

具体的には、投資先企業の調査や受益者総会等の報告会開催費、購入や解約の都度交付される「取引報告書」等の法定書類の作成・交付費用、お客様へ投資信託解約代金を送金する際の事務手数料、などを運用管理費用(信託報酬)で賄っています。

運用成果に関わらず各コストは発生しますので、投資家がコスト意識を持つことが大切だと思います。入り口(購入時手数料)がどの位、ランニング費用(運用管理費用(信託報酬))がどの位、と総合的に評価をする視点も大切です。

そしてそのコストを負担するのは投資家である皆さんですから、ご自身が持っている(購入を検討している)投資信託は、ご自身のリスク許容度に合致しているか、商品性や投資方針が理解できるか、過去の運用成果なども踏まえて納得できる成果が得られているか、定期的に見直すことが重要です。

次回は、投資信託の運営に関わる3者(「販売会社」「運用会社」「受託会社」)について案内予定です。

※投資信託によって投資家の皆さんが負担するコストは異なります。詳細は目論見書をご確認ください。