「結い 2101」運用報告 資産形成(基準日:2021年5月末)

5月の日本株式市場

5月の国内株式市場は上昇しました。上旬は、グローバル経済の正常化期待や良好な国内企業決算などを受けて上昇しました。中旬に入ると、米消費者物価指数(CPI)の上昇を受けインフレ懸念が高まったことに加え、国内での新型コロナ感染者増加が嫌気され下落する場面もありましたが、月末にかけては、国内でのワクチン接種の進展期待や米国のインフレ懸念の後退などを背景に上昇基調で推移しました。

TOPIX(東証株価指数)は前月末比で1.3%上昇しましたが、TOPIX Small(小型株指数)は同0.3%下落しました。業種別では、ゴム製品、輸送用機器、精密機器などが上昇した一方、情報・通信業、水産・農林業、電気・ガス業などが下落しました。


5月の「結い 2101」

「結い 2101」の5月の基準価額は、前月末比-1.0%の21,068円となりました。投資先企業の株価動向では、業績拡大見通しが好感された「第一稀元素化学工業」「LITALICO」等が上昇したものの、通期業績予想に対する進捗率が低位にとどまったことが嫌気された「ピジョン」や、保守的な会社業績見通しが失望された「すららネット」等が下落しました。

また、5月の国内株式市場において、時価総額の大きい大型株の株価上昇に対して小型株が出遅れる展開となるなかで、小型株の構成比率が高い「結い 2101」のファンド特性が基準価額のマイナスに影響しました。

5月末時点の「結い2101」の組入会社数は、新規組入をおこなわなかったことから前月末と変わらず、68社です。投資行動では、足元の株式相場のリスクが低下してきたことを受け、投資先企業の株式を買い増したことにより、株式組入比率は、前月末から上昇し、61.7%となりました。債券組入比率は、前月末から変わらず、2.2%です。
(資産運用部 五十嵐)

月次運用報告書「結いだより」135号掲載