「結い 2101」運用報告 資産形成(基準日:2021年9月末)

9月の日本株式市場

9月の日本株市場は上昇しました。月前半は、菅首相(当時)が自民党総裁選への出馬を見送ったことで、次期政権による大規模な経済対策への期待が高まったことや、新型コロナウィルスの新規感染者数の減少傾向を受け、日本株を再評価する動きが広がり、上昇基調となりました。月後半は、中国大手不動産開発企業の債務不履行懸念や、FRB(米連邦準備制度理事会)による利上げ時期の前倒し観測への警戒感から、弱含む展開となりました。
TOPIX(東証株価指数)は前月末比で3.5%、TOPIX Small(小型株指数)は同3.1%それぞれ上昇しました。業種別では、鉱業、空運業、保険業などが上昇した一方、鉄鋼、海運業、機械などが下落しました。


9月の「結い 2101」

「結い 2101」の9月の基準価額は、前月末比+0.9%の21,660円となりました。投資先企業の株価動向では、会員数の順調な増加が好感された「オイシックス・ラ・大地」や、株式分割の発表により投資家層の広がりが期待された「LITALICO」等が上昇した一方、8月までの株価上昇の反動がみられた「すららネット」や、コロナ影響による業績回復の遅れが懸念された「ピジョン」等が下落しました。また、中国で積極的に事業を展開する「TOTO」や「三浦工業」の株価が中国経済の減速懸念から、軟調に推移しました。
投資行動では、9月末時点の「結い 2101」の組入会社数は、新規組入をおこなわなかったことから前月末と変わらず、69社です(開示基準に達していない投資先は1社)。株式組入比率は、前月末から変わらず65.6%、債券組入比率も前月末から変わらず、2.1%です。
(資産運用部 五十嵐)

月次運用報告書「結いだより」139号掲載