運用コラム 第13期収益分配金

今回は、この7月19日の「結い 2101」第13期決算における収益分配の解説です。

【「結い 2101」の分配方針】

投資信託では、運用を通じて得た収益(配当・利子収入や売買益)を原資として、投資家に支払う金銭を「収益分配金」といいます。「結い 2101」では、目論見書の分配方針欄に記載のとおり、毎決算時に、基準価額水準や市況・制度動向等を考慮して、収益分配の可否を検討します。分配をおこなう場合は、社内ガイドラインに則って、投資政策委員会で分配単価(10,000口あたりの分配金額)を決定します。
分配金は、単純にいえば基準価額を分配単価の分下げるだけですから、課税タイミングの観点を除くと経済的な効用はないと考えます。具体的には「結い 2101」は、分配金は税引き後に再投資されますから、評価額は税金分減るものの、基準価額が20,000円であるときに500円分配すれば、基準価額は19,500円になるだけです。
なお、「結い 2101」は分配金再投資専用の投資信託です。収益分配金は、税引き後、無手数料で「結い 2101」に再投資されますので、収益分配する場合でもお手元に分配金が届くことはありません。


【第13期決算の分配】

第13期は分配を見送りました。分配を見送った主な理由は、現在のNISA制度のもとでは、分配金再投資分が非課税枠をはみ出すと課税対象として扱われてしまう場合があるなど、制度の本来の趣旨と合致しないケースが発生しかねないことにあります。なお、今後の収益分配方針に関しては、特段変更はありません。決算の都度、分配の是非を判断していきます。
(資産運用部 五十嵐)

月次運用報告書「結いだより」149号掲載