「対面での説明会 再開」「鎌倉投信 設立から15年目に入ります」

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◇◆◇━2022年10月28日━
対面での説明会 再開
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皆様、こんにちは。鎌倉投信の鎌田恭幸です。
いつも鎌倉投信のメールマガジンを読んでいただきありがとうございます。

先週末の10月22日 土曜日、都内にある落ち着いた雰囲気のサロンで約2年半ぶりに対面の説明会「はじめての『結い 2101』~いい会社に投資するとは?~」をおこないました。

来場いただいたのは10名ほど。
うち数名は、長く鎌倉投信を支援してくださっているお客様(受益者)でした。
鎌倉投信や「結い 2101」のことはよくご存じなのに、対面ということでわざわざ足を運んでくださったのでした。

説明会では、いつもどおり、鎌倉投信の経営理念、「結い 2101」の運用基本方針や投資先の紹介、運用成果などを話したのち、色々質問をいただきつつ意見交換しました。
その中で、受益者から次のようなご意見をいただきました。

コロナの状況に配慮する必要はあるものの、
● やはり鎌倉投信の本社で話を聞きたい。
● 「いい会社」を訪問する機会があると嬉しい。会社の様子や社員と直に触れることによって、学ぶことはとても多い。
● オンラインでの催しでも、何か手触り感があると嬉しい。昨年参加した養命酒のクラフトジンの開発秘話は、実際に開発した商品が手元に届けられ、直に触れながら話を聞けてとてもよかった。
● こうした丁寧な取り組みは、鎌倉投信をおいて他の運用会社にはない。

このやり取りから、このお客様は、鎌倉投信が常日頃お客様に伝えたいと思っている「いい会社の社会における存在価値」について、こうした催しから実感いただいたのだと改めて感じました。
そして、こうした丁寧な取り組みが、その方にとって、鎌倉投信を応援する理由の一つなのだと思いました。

お客様とこのようなさりげない会話をしながら、私の心の中に、このところ忘れかけていた二つの感情がよみがえってくるのを感じました。
それは、
「お客様からのメッセージの背景にある様々な想いやその重みなどは、アンケートやメールだけでは推し量ることはできない。目の前にいるお客様の表情、声のトーン、雰囲気などから感じ取ることが大切である」

「お客様がふえてくると、最大公約数を意識した情報発信やそのコンテンツづくり、催しなどを考える。それは定石。ただ、この世に最大公約数というお客様は存在しない。お客様は一人ひとりが唯一無二の存在であって、鎌倉投信に関心を寄せる背景も異なる。全体を観ながらも、お客様一人ひとりに意識を向けることが大切である」

です。

話は少し変わりますが、次回の対面説明会は、11月3日(木・祝)に大阪で開催します。
「結い 2101」設定時からの顔見知りのお客様に声をかけたら、「仲間を連れていくよ」と直ぐに連絡があり、その存在の有難さを感じました。

公募型の投資信託は、不特定多数のお客様のお金を預かり、運用します。
基本的に誰のどのような想いのお金かを推し量ることはできません。
しかし、鎌倉投信は、お客様と顔の見える関係を大切にしたい、お客様や投資先企業と共に育む「信頼の残高」をふやしたいという想いから、販売会社を介さずに「直販」にこだわってきました。

「信頼の残高」のおおもとは、お客様一人ひとりに心を寄せることにあります。
忘れかけていた大切なことを思い起こしました。


◇◆◇━2022年11月4日━
鎌倉投信 設立から15年目に入ります
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皆様、こんにちは。鎌倉投信の鎌田恭幸です。
いつも鎌倉投信のメールマガジンを読んでいただきありがとうございます。

明日11月5日は、鎌倉投信を設立した日です。2008年11月5日、リーマンショックの直後、世界の金融経済が大混乱している最中に鎌倉投信は誕生しました。

それから早いもので丸14年が経ちました。

振り返れば、会社設立からこれまでの間、リーマンショック、東日本大震災・原発事故、ギリシャショック、新型コロナウィルス、ロシアによるウクライナ侵攻といった大きな出来事が数年に1度は起き、より大きな視点でいえば年を追うごとに体感する気候変動問題などに直面してきました。
まるで、産業革命以降の近代資本主義の下で人類が築いてきた経済や社会の在り方が、根底から問われているように感じます。

そうした背景もあるのでしょうか、今までは当たり前だった、規模の拡大を前提とした経済活動から、地球環境という制約条件下で、持続可能な社会と、それを実現する経済との最適化が模索され始めています。
そして、その役割の一翼を金融や企業が担う動きが加速しています。

その一方では、金融市場を通じて、個人の資産形成や新たな産業創造(スタートアップ支援など)を後押しする政策の整備・検討が進むなど、(実力はともかくとして)金融に関わる様々なプレイヤーに対する役割期待が高まっていると感じています。

鎌倉投信を設立した当時、創業メンバーで経営理念や投資哲学、運用方針、事業モデル、組織のあり方などについて徹底的に議論したことは何度かお伝えしました。
振り返れば、毎日が、オープンな議論の連続でした。議論していたことは、突き詰めれば、鎌倉投信を何のために設立し、何を、どのように実現するか、ということだったと思います。

そして、その議論の前提には、上記のような流れにより、経済や社会、金融に求められる役割が変化することを想定したわけではありませんが、金融や投資に求められる本来の在り方は何か、を自らに問うていたように感じます。

3つの「わ(調和を生む『和』の心を大切にし、『話』と出会い、『輪』がつながる)」が育まれる「場」としての運用会社を志し、
「大切な私たちの資産、産業、文化、伝統を未来へ運び、新たな資産、産業、文化、伝統を創造しながら、心豊かに成長できる社会」の実現に向けて、
「投資家の経済的な豊かさと社会の持続的発展の両立を目指し、その実感と喜びを分かち合うこと」を、「社会との調和の上に発展する会社に投資することによって」
「投資家と運用者はもとより、投資家と投資先の会社が顔の見える関係をつくることによって」実現する、という鎌倉投信の志は、時代の変化に対し何ら矛盾することなく普遍で、会社設立時から寸分も変わっていません。

近年、ESG投資やSDGsの潮流に加え、公募投信でもスタートアップなどの非上場企業への投資ができないか、といった議論が盛んです。
これらは、いかなる時代においても、金融や投資に本来求められる本質的な要素であって、鎌倉投信は、会社設立から14年間、これらすべてのことに取り組んできた、といえるでしょう。

しかし、鎌倉投信がもたらした社会的インパクトは、未だ小さいままで、力不足を感じています。

明日から15年目に入ります。
鎌倉投信の事業を通じて、これから5年後、10年後、どのような社会を実現し、その広がりを生むかは、自らの意志と行動にかかっています。
創業当時のオープンで深い議論を再び蘇らせながら、鎌倉投信の志の実現に向けて、覚悟を新たに、全力を尽くします。
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