鎌倉投信の日常 棘(とげ)との戦い

普段、平穏な雰囲気が漂う鎌倉本社屋ですが、時折、自然環境との厳しい戦いを迫られます。
裏庭に生えている一本の柚子の木。
毎年、たくさんの実を実らせてくれます。

ところが、柚子の実を取るのは一苦労。
柚子の棘(とげ)は、長くて鋭いため、皮膚に刺さってしまうと、静かで平穏な鎌倉本社屋に悲鳴が響き渡ります。
柚子収穫の際は、農作業用の手袋をしますが、手袋も貫通してしまう勢いです。
棘に刺されないよう気をつけながら、そろそろと手を伸ばし、実を傷つけないように枝切ハサミで切り落とし、その直下にカゴを構えて収穫します。地面から手の届く場所であれば、すんなり取れるのですが、木の中心部分に実っている柚子を取るのは大変です…
  • (梯子の上での作業を見守ります)

やはり果実を得るには、厳しい戦いを強いられるのでしょうか。
「投資の果実」を得る過程も同じく、強いられる戦いもきっとあるでしょう。


今回は収穫した果実(柚子)を使って、ジャムやお菓子を作ってみました。
柚子が手に入った際は、ぜひ試してみてください。
  • (柚子ジャム)

  • (投資先の「かどや」のごま油と社屋の柚子でつくったパウンドケーキ)

【パウンドケーキのレシピ】
【材料】
(A)白ごま油(かどや)…100 g
(A)砂糖…50 g
(A)卵黄…2個分
(B)卵白…2個分
(B)砂糖…50 g
小麦粉(グルテンフリーの場合は米粉可)…100 g
鎌倉社屋の柚子ジャム…70 g

【作り方】
1.ボウルに(A)の材料を混ぜ合わせる。
2.(B)の材料を(A)とは別のボウルに入れ、ハンドミキサーで泡立て、メレンゲを作る。
3.2を1に入れてやさしく混ぜた後、小麦粉をダマができないように少しずつ入れて、切るようにして都度混ぜる。しっかり混ざったら、柚子ジャムを加えてさらに混ぜる。
4.生地を型に流し入れて、180℃に余熱したオーブンで40分焼く。