アニコムの朝会

鎌倉投信が投資している「いい会社」の一つ、アニコムでは、「天使の声が響く朝」という. アニコムフィロソフィー(経営哲学)に基づいて毎日朝会が行われています。今日は、新年の挨拶を兼ねてその朝会に参加してきました。

アニコムのフロアは、オープンです。ミーティングルームもガラス張り。誰が何をやっているのか一目瞭然です。小森社長のデスクもフロアの中程に皆と同じように並んでいます。これでは、社長も部屋に籠ってさぼるわけにいきませんよね。

朝会は、毎日最低20分は行われています。何事があっても、日々、気分を新たにし、業務をスタートさせるためだそうです。

まず、挨拶!
「おはようございます」「ありがとうございます」の唱和。
大切ですね!

次の唱和は、
「ペットはいません。家族ならいますが。」
なるほど・・・さすがアニコム。

そして、この唱和??
「1.01は、1.22」「1.22は、10.89」
ん????

1%の成長を20日続けると1.2倍。それを12ヶ月続けるとなんと10倍に成長するということを言っています。
日々の小さな改善をコツコツ積み重ねが大きな成功をもたらす!

さらに、これ
「宮野堪介さんは281名」?????

「宮野堪介さん」という同姓同名は281名いる。
金融機関で事務を行う以上、こうした認識を常に持つことが、ミスを生まない上で重要なのだそうです。

こうして気持ちを新たにしつつ大切なことへの意識を浸透させます。

ありがとうの拡大再生産ファクトリーを謳うアニコムは、「ありがとう」の源泉、つまり関係する人たちへの感謝の気持ちを忘れません。

「加入者の皆様、ありがとうございます!
ペットショップの皆様、ありがとうございます!
動物病院の皆様、ありがとうございます!
代理店の皆様、ありがとうございます!」

こうして日々に新た、基本となる意識を高め、感謝の言葉やコールセンターで必ず使用するフレーズを繰り返し唱和することで、感謝の心を土台にした安心と信頼を創造する会社を目指しているのです。

もちろん、日々の報告、確認事項なども共有されます。今日は、システム管理に対しての注意事項、効果的な機能分化の重要性について、内部管理に対する指導が行われていました。システム管理については、一人一人が目に見えない細部にも配慮をすること、機能分化の重要性については、一人の獣医師が全てを自分で賄う自給自足病院と機能分化と役割分担を効率的に取り入れたアダムスミス病院を例えにして社員さんがパロディを交えながら面白可笑しくその意義を啓蒙していました。

一つ一つの言葉の意味や定義について小森社長が社員さんに何度も確認するシーンがとても印象的でした。
何よりも、小森社長が毎日欠かすことなく全社員に向けてこうしたメッセージを発信していること、同じ金融の経営に係る者として、その姿勢に感銘いたしました。

人は「だれのために」「何のために働くか」が明確になった時、何倍ものパワーを発揮します。特に今のような混沌とした時代においては、上司に仕えるのではなく、大義、理念の下に社員が利他、内発的動機で働く会社でなくてはなりません。

会社は一人一人の意識と実践の総和です。そして、日々「だれのために」「何のために存在するのか」を様々な場面で問うている(朝会もその一つ)会社とそうでない会社ではその差が歴然といてくるでしょう。

アニコムの発展成長をますます応援したくなりました!