投資している会社を誇りに思う

東北地方太平洋沖地震の復興支援に向けて多くの人が立ち上がっています。

私の元にもいろいろな方から義援金や支援物資の調達・輸送等の活動の様子が毎日のように寄せられてます。

政府は今後も最大限頑張るとは思いますが、こうした民の力の集結力ははるかに力強いと感じています。同じ危機でも、リーマンショックの時とは明らかに異なり、今回は、日本人が自らの試練としてとらえて、何とかしたい、何となしなくてはならないと行動しています。その分、復興に向けた強い想いを感じています。

「結い 2101」で投資している会社も、大震災の影響で傷を負いながらも復興に向けて様々な動き始めてます。

投資先の中では影響度が比較的大きいヤマトホールディングスは、明日3月25日(金)より東北地方の全域で「宅急便」の集荷・配達を再開します。200台の車両、500名の人員で「救援物資輸送協力隊」を編成し救援物資輸送と被災地の方々への支援に取り組みはじめます。

未来工業の社員は、7月に予定しておりました旅行を中止し、それに係る旅行費用から1億円を災害復興のために寄付しました。

アミタホールディングの子会社トビムシ、そしてトビムシの関連会社ワリバシカンパニーと西粟倉・森の学校は、炊き出しの為の支援物資として国産間伐材を用いたワリバシ1万膳を仙台に送ったそうです。今日トビムシの社長 竹本さんより頂いたメールです。

「被災地(を回っている本物の声)からの要請により、炊き出しの為の支援物資としてワリバシ1万膳を仙台におくりました。

実際、我々の製箸づくりはその途についたばかり、試作品製造段階の域をでたばかりではありましたが、結果的に初出荷が支援物資になるという、まったく想像もしない初陣となりました。」

他の投資先の会社も色々な復興支援に動いています。

鎌倉投信は、こうした会社に投資していることを誇りに思います。

今日、非常に厳しい状況の中で懸命に事業に取り組んでおられる投資先の会社の社長さん全員に、少しでも励みになればと思い手紙を出しました。

もし、皆さんが個人的に投資をしてる会社があれば、是非一株主として応援メッセージを届けてはどうでしょうか?きっと何か伝わるのではないかと思います。こうした支援もあるように思います。