ドアをノックしてみる勇気

昨日は、鎌倉の本社屋で某会社の社員研修 兼 企業視察がありました。秋は、経営者向けのセミナーや一般社会人向け、あるいは学生さん向けに講演等をする機会が比較的多くあります。私は、名をなした経営者でもなければ、鎌倉投信も未だ成功した会社でもありません。鎌倉投信という投資信託の運用と販売を手掛ける会社を3人の仲間と立ち上げ、この仕事を通じて社会に貢献しようとしているごく普通の人間です。
ですので、人前で話をすることは正直憚られるのですが、未だ遠い道のりの先にある目的に向かって挑戦する過程で、感じていることを等身大でお伝えすることで、何か聞く人の心に灯りが燈れば嬉しいと思って話をしています。

先日、勤めていたホテルを辞め、今は結婚式や披露パーティーをプロデュースするという夢を持ってフリーランスで仕事をする女性から近況の報告を頂き、お礼にとこんなかわいらしいチョコレートを頂きました。

ある小さな勉強会で私の話を聞いて下さったのですが、それをきっかけに思いの蓋が一つ外れたようです。鎌倉投信とも関わりのある会社が運営するCaféで結婚パーティーをプロデュースすることになったと伺い、心から嬉しく思いました。直接的なきっかけはたった一本のメールだったといいます。Caféの素敵な雰囲気を感じ、ここで結婚パーティーをプロデュース出来たらどんなに素敵だろうという想いを込めてメールを送ったそうです。

その時は、何の肩書もない自分を受け入れてくれるかどうか半信半疑だったそうですが、先方さんも、もともとそうした企画を考えていたこともあって、トントン拍子に話が進んでご縁がつながったようです。この会社は「人を信じる」ことが企業文化となっている会社だから尚更良かったのでしょう。それと、おそらくその女性の動機の純粋さが初対面の人や組織にすっと入り込んだのだろうと想像しました。

きっと不安な気持ちもあったことでしょう。でもドアをノックし、一歩踏み出した彼女の勇気に静かな感動を覚えました。