運用で失敗しないために大切なこと(その2)


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皆様、こんにちは。鎌倉投信の鎌田恭幸です。

いつも鎌倉投信のメルマガを読んでいただきありがとうございます。

先週のメルマガで、運用で失敗しないために大切なこととして、
「目的・目標を自分なりに持つこと」
「続けること」
「そのための枠組みづくり」を挙げ、単純に考えれば、
それらは基本的に難しいことではない、とお伝えしました。

今回から、私の経験を踏まえ、お話します。主に次のことについてです。
(投資と運用とでは、本来の意味は異なりますが、ここでは一旦「運用」という言葉で統一します)

・運用目的について
・運用する上で知っておいてほしい基本
・実践の枠組み
・続けるための心構え 等

まず、運用する主な目的は、資産を増やして、将来にわたって生活水準をある程度維持すること、
にありますが、その中身には次の3つが内在しています。

(1)将来使うためのお金を、今使わずに、「別の財布に蓄える」こと
(2)別の資産に替えて保有し、「実質的な価値を減らさない」こと
(3)値上がりが期待される資産を適度に保有して、「資産価値を上昇させる」こと
です。実際に意識していないことかもしれませんが、資産形成はこうした意味合いが内包しています。

仮に、(1)だけを目的とするのであれば、タンス預金や銀行預金でもよいことになりますが、
その場合に困ることは、生活する中で一般的に生じる物やサービスの価格の上昇、
いわゆるインフレでしょう。

例えば、現在35歳のAさんがいるとします。インフレ率が、長期的に年1%、銀行預金の金利が
0.5%と仮定すると、現在10,000円で購入できていた物の値段は、30年後の65歳になると
13,500円、預金残高は11,600円になります。
物の値段が、3,500円値上がりしたのに、預金の増加は1,600円ですから、実質的なお金の価値は
1,900円(約19%)ほど減ってしまいます。
つまり、ただお金を寝かしておくだけだと、実質的には『マイナス運用
(今までと同じ金額では物やサービスを購入できなくなる)になりかねない』ということです。
このようなことが生じないように、将来的に換金できる資産の価値を少なくとも
インフレ率以上に高めておかなくてはなりません。
これを「購買力の維持」といいます。

先ほどの例でいえば、65歳で定年を迎えたAさん退職する(仕事を辞める)と
定期的な収入(所得)が減少します。その時に、これまでの生活水準を極端に落とさなくても
すむように、ある程度の蓄えがあると安心で、(3)がそれに相当します。

つまり、運用の基本的な目的は、将来にわたって
「購買力を維持し、生活水準を保つために準備をする(資産を増やす)こと」といえるでしょう。
そして、具体的な目標は人によって異なりますが、一般には、仕事を辞める時期に、
蓄えておきたい金額、例えば、「65歳で3,000万円」といったイメージだと思います。
そして、「購買力を維持する」といった運用の基本的な目的に照らせば、
「運用には期限はない」といえるでしょう。

次回は、こうした目的に沿った運用対象となる資産は何か、についてお伝えします。
(つづく)
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