運用で失敗しないために大切なこと(その8)


毎週発行しているメールマガジンの内容をブログ形式で発信しています。
お楽しみください。

写真

皆様、こんにちは。鎌倉投信の鎌田恭幸です。
いつも鎌倉投信のメルマガを読んでいただきありがとうございます。

昨年末のメルマガ(本シリーズ その7)で、「リターンは、基本的にリスク(結果の不確実性、わからなさの度合い、ぶれ度合い等)の中から生まれる。そのため、投資家は、どの程度のリターンを求めるかではなく、『どの程度のリスクを受け入れるか』をまず決めることが重要である」ことを伝えました。いくぶん専門的になりますが、そのことについて、もう少し詳しくお話ししてみたいと思います。

実は、上記の記述はかなり大雑把で、「リターンは、①投資対象とする資産、②許容するリスク水準、③運用者のスキル の組み合わせによって決まる。そのため、投資家は、まず投資対象と許容するリスク水準を決め、それに該当する運用者、運用商品の中から、より運用スキルの高いものを選ぶ」というのがより正確な表現でしょう。

例えば、Aさんが日本の株式市場に投資したとしましょう。日本の株式市場は、過去10年間で、概ね年19.2%のリスクがあったのに対して、リターンは年平均で8.9%でした。そして、仮にAさんが、安定運用を求めてリスクを半分程度に引き下げたいと思えば、運用資金の半分を現金保有して、年9%のリスクで運用することが可能です。その場合、リスクを半分程度に下げたこと(運用額の半分を現金保有)によって、リターンは年平均4.5%になります。これが、①投資対象と②選択するリスク水準によってリターンが決まる、という一例です。

しかし、仮に投資対象と選択するリスク水準が同様だとしても、結果は運用者によって異なります。例えば、鎌倉投信が設定・運用する「結い 2101」の場合、リスク水準は、先の例と概ね同程度の年9%(設定来)でしたが、リターンは、年平均8.6%(信託報酬控除前)でした。つまり、投資対象とする市場とリスク水準の選択によって年平均4.5%のリターンが得られ、運用者のスキル(鎌倉投信の運用力)によって追加で年平均4.1%のリターンが得られたことになります。これはまた、日本の株式市場と同程度のリターンを、半分のリスクで達成した、という見方もできます。

数値面で運用者のスキルを測る場合、リターン水準だけで比較することはできません。同程度のリスクでより高いリターンを期待できるか否か、同じ期待リターンであれば、より低いリスクで達成できるか否か、が重要になります。リスク1単位からどれだけ高いリターンが得られるか、です。車に例えると、ガソリン1ℓで何キロ走行できるか、といった燃費効率の高さで性能を測るイメージに近いでしょう。

言葉をかえれば、運用会社は、お客様に標榜したリスクの範囲内で、少しでもリターンを高める運用が求められているのです。鎌倉投信も、そうした運用を怠ることなく積み上げていきます。


鎌倉投信がお届けする「心を結ぶ」メールマガジン。是非ご登録ください。
登録フォームはこちら


資産運用に関する注意事項

投資信託のお申し込みに際しては、以下の点をご理解いただき、投資の判断はお客様ご自身の責任においてなさいますようお願いいたします。

  • 投資信託は預金または保険契約ではないため、預金保険および保険契約者保護機構の保護対象にはなりません。 また、「結い 2101」は、投資者保護基金の対象でもありません。
  • 投資信託は、金融機関の預貯金と異なり、元本および利息の保証はありません。
  • 本ホームページに記載の情報は、作成時点のものであり、市場の環境やその他の状況によって予告なく変更することがあります。 また、いずれも将来の傾向、数値等を保証もしくは示唆するものではありません。
  • 本ホームページに記載の内容は、将来の運用結果等を保証もしくは示唆するものではありません。 また、本ホームページは、鎌倉投信が信用に足ると判断した情報・データに基づき作成されていますが、その正確性、完全性を保証するものではありません。
  • 本ホームページの使用権は、鎌倉投信に帰属します。
  • 「結い 2101」をご購入の際は、投資信託説明書(交付目論見書)、契約締結前交付書面および金融商品の販売等に 関する法律に基づく重要事項の説明等の重要事項説明書をあらかじめまたは同時にお渡しいたしますので、 必ずお受け取りの上、内容をよくお読みください。
  • 「結い 2101」の投資信託説明書(交付目論見書)については、鎌倉投信までお問い合わせください。