価値と価格


毎週発行しているメールマガジンの内容をブログ形式で発信しています。
お楽しみください。

写真

皆様、こんにちは。鎌倉投信の鎌田恭幸です。
いつも鎌倉投信のメルマガを読んでいただきありがとうございます。

さて、今週に入っても新型コロナウイルス感染拡大による不安感や経済、金融政策への思惑から世界の金融市場は混乱から抜け出すことができない状態にあります。
歴史の中で頻繁に繰り返されるこうした局面でいつも考えさせられることは、「価値(企業価値)」と「価格(株価)」との関係についてです。

企業価値を、財務諸表上の純資産総額(企業が解散したとした時にいくらの資産が残るかという解散価値)、将来にわたって企業活動によって生み出される価値、
更には社会から必要とされる存在価値などを考慮して計られるものと考えています(ここでは、それを「企業の本源的価値」といいます)。私は、株式の価格(株価)は、
短期的には様々な要因で上下に変動しますが、長い時間軸の中では、この本源的価値のトレンドと高い相関関係にあると考えます。
つまり、投資とは「お金を価値ある資産に変え、その資産を保有すること」であり、株式投資とは、何らかの尺度で企業の価値を評価し、その価値と価格の差に着目したり、
その価値が将来的に高まることを見込んで株式を購入することによって収益を得る行為と捉えるのです。

足元の株式市場は、過去の急落局面がそうだったように、経済や企業業績の悪化懸念に加え、先を見通せない不安や恐怖といった心理がパニック売りに拍車をかけ、
株価は、上場企業全体でみれば純資産価値(解散価値)を大幅に下回る水準まで値下がりしています。
一方で、こうした環境下でも「結い 2101」の投資先を含めた多くの企業は、経済活動を支えるために懸命に努力をし、私たちの生活はこうした企業によって支えられています。

私は、このような企業の本源的価値そのものは、短期間で値下がりするものではなく、10年、20年先にはむしろ高まっていると考えます。
投資による収益は、「価値」と「価格」との差から生まれます。その差が、いつ、何をきっかけに収斂するかを予測することは困難です。
しかし、時間的に余裕のある長期視点の投資家にとっては、価格が価値を大きく下回る局面は、投資の機会なのではないでしょうか。

「結い 2101」のお客様の中には、今の相場環境の中で不安を感じておられる方が多いと思います。
しかし、一番よくないのは、ただ「不安」という理由で投資をやめてしまうことです。
市場心理に流されるのではなく、自分自身で「売り買いの判断軸をもつ」ことが大切で、それが難しいのであれば、
どんな環境であっても「投資を継続する意思を持つ」こと、が最終的によい結果につながると思います。

世界的に有名な投資家ウォーレン・バフェットやピーター・リンチの言葉には勇気づけられます。

「今後10年間市場が閉鎖しても喜んで持ち続けられるだけの株式を買いなさい」(バフェット)

「株価が半分に下がったくらいで売ってしまうなら、最初から売買などしない方がよい。最も良い方法は、放っておけるお金をためて、それで株を買い、何があっても持ち続けることだ。
暴落・調整局面で株を買うのは危険だ、という人がいる。とんでもないことだ。売ることこそ危険なのだ。株価が大幅に下げるというのは、めったにない投資のチャンスなのだ」(ピーター・リンチ)

とても厳しい環境下にありますが、鎌倉投信は、投資の判断軸を決してぶらすことなく日々運用を継続してまいります。


鎌倉投信がお届けする「心を結ぶ」メールマガジン。是非ご登録ください。
登録フォームはこちら


資産運用に関する注意事項

投資信託のお申し込みに際しては、以下の点をご理解いただき、投資の判断はお客様ご自身の責任においてなさいますようお願いいたします。

  • 投資信託は預金または保険契約ではないため、預金保険および保険契約者保護機構の保護対象にはなりません。 また、「結い 2101」は、投資者保護基金の対象でもありません。
  • 投資信託は、金融機関の預貯金と異なり、元本および利息の保証はありません。
  • 本ホームページに記載の情報は、作成時点のものであり、市場の環境やその他の状況によって予告なく変更することがあります。 また、いずれも将来の傾向、数値等を保証もしくは示唆するものではありません。
  • 本ホームページに記載の内容は、将来の運用結果等を保証もしくは示唆するものではありません。 また、本ホームページは、鎌倉投信が信用に足ると判断した情報・データに基づき作成されていますが、その正確性、完全性を保証するものではありません。
  • 本ホームページの使用権は、鎌倉投信に帰属します。
  • 「結い 2101」をご購入の際は、投資信託説明書(交付目論見書)、契約締結前交付書面および金融商品の販売等に 関する法律に基づく重要事項の説明等の重要事項説明書をあらかじめまたは同時にお渡しいたしますので、 必ずお受け取りの上、内容をよくお読みください。
  • 「結い 2101」の投資信託説明書(交付目論見書)については、鎌倉投信までお問い合わせください。