「未知の世界」に感じたこと


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皆様、こんにちは。鎌倉投信の鎌田恭幸です。


先週、上場企業の2018年3月期の決算発表がピークを越え、最終利益の合計が2年連続過去最高を更新しました。
国内企業で最大の売上を誇るトヨタ自動車も、純利益で過去最高を更新するなど、業績の好調さを示しましたが、その一方で、豊田章男社長は、「ライバルも競争のルールも変わり、まさに『未知の世界』での『生死を賭けた闘い』が始まっている」、と危機感をあらわにした異例の会見を開き注目されました。この「未知の世界」をどのように捉えればよいのでしょうか。

今までトヨタは、モノづくりの「技術」、トヨタ生産方式と徹底した原価低減によって競争優位性を維持し続けてきました。しかし、AIやIOTといった新たなテクノロジーの進化によって、クルマの概念やクルマを取巻く社会の構造が大きく変わろうとしているなかで、トヨタといえども過去の延長線上に未来を描くことが難しくなっていることが危機感の背景にあるのでしょう。

以前、ある経営者が、「電動化、自動運転、人工知能、コネクティッド化といった新技術の先にある自動車は、今ある自動車が進化するというよりも、携帯電話が進化するようなもの」と、私に説明してくれたことがあります。この時、大衆の移動手段が馬車から自動車へと変わった約100年前と同じような構造変化が、今まさに起きている、と感じたものです。

「未知の世界」には、従来とは全く異なる業態との競争、競争優位性を根底から支える技術やその思考性の変化、そして、進化した技術によって生まれる価値領域の創造が、共存します。企業にとってみれば、それは同時に、従来の枠組みの中で量的拡大に凌ぎを削る競争から、新たな枠組みそのものを自らがつくりだすことを意味する、といってもいいでしょう。

世界的にみて、モノ・サービスの消費をベースにした実物経済の成長領域がしだいに狭まりつつあるなかで、過去の延長線上で企業が成長し続けることは、年を追うごとに難しさをましています。「未知の世界」への挑戦は、鎌倉投信が属する金融業界も含めて、多くの企業にとって不可避なテーマだと感じています。


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