先週の株式市場と「結い 2101」の運用について


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皆様、こんにちは。鎌倉投信の鎌田恭幸です。

このところ堅調に推移していた株式市場でしたが、先週、ニューヨーク市場が金利の上昇懸念などによって大きく値を下げたことを受け、東証1部株価指数(TOPIX)は、先週1週間で約5%下落しました。
一方で、「結い2101」の運用は、常日頃から、「高い運用収益率を追求するのではなく、値下がりしにくい安定運用を心がける」と、お伝えしているとおり、同期間の基準価格騰落率は、約マイナス2%と小幅な下落に留まり、さほど影響は受けませんでした。その差異をこまかく観ると、主にキャッシュ部分で株式組入れ比率を調整していたことが功を奏した結果となりました。

「結い 2101」は、2010年3月29日に設定して以来、約8年半の運用実績があります。この間、基準価格騰落率(収益分配金込み)は、概ね2倍になりました。この結果は、投資収益率(年率)に換算すると約9%になりますが、日次ベースで平均すれば、僅か0.03%(1万円当たり3円)に過ぎません。
資産運用という仕事は、実は、このように日々小さな収益をコツコツと積上げる、地道な業務なのです。そして、この日々の細かな収益の積上げを、どれだけ小さな振れ幅(価格変動リスク)で達成するかが、運用の技量といえるでしょう。マイナスの幅やその頻度をいかに抑えるかも重要です。
参考までに、「結い 2101」の同期間の基準価額の価格変動リスクを、日次で計算すると0.58%と、市場全体の半分以下(同期間のTOPIXは、1.24%)、上昇した日数と下落した日数の割合は、58%:42%(同期間のTOPIXは、53%:47%)です。

世界を見渡すと、拡大した政府債務・中央銀行資産、過剰流動性による金融資産の膨張、貿易摩擦、地政学上のリスクなど、様々な不安定要素があります。これらがいつどのような形で金融市場に影響を与えるかを予測することは極めて困難でしょう。運用者にとって大切なことは、予測困難なものを当てにいくことではありません。私は、不測の状況下でも、存続し、発展する「いい会社」を見極めることと、予測困難なことに対しては徹底してリスク分散を図ること、の二つだと考えています。

今後も、市場環境が不安定になることは、しばしばあると思います。しかし、鎌倉投信は、投資哲学に基づいて「いい会社」に投資し、値下がりしにくい運用を心掛けて、お客様の資産を安定的にふやすことに一所懸命務めます。

(連載中の「受益者総会報告」は、次週から引続き寄稿します)


資産運用に関する注意事項

投資信託のお申し込みに際しては、以下の点をご理解いただき、投資の判断はお客様ご自身の責任においてなさいますようお願いいたします。

  • 投資信託は預金または保険契約ではないため、預金保険および保険契約者保護機構の保護対象にはなりません。 また、「結い 2101」は、投資者保護基金の対象でもありません。
  • 投資信託は、金融機関の預貯金と異なり、元本および利息の保証はありません。
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  • 「結い 2101」の投資信託説明書(交付目論見書)については、鎌倉投信までお問い合わせください。