【運用コラム】株式と株価の関係について~多数の意見は長期的に正しい?~


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世界最古の株式会社は1602年に設立されたオランダの東インド会社(VOC)といわれています。株式とは、こういった株式会社への出資額に応じた出資者の持分を表しています。

さて、現代の話です。例えば、「A株式会社」を設立したとしましょう。
設立にあたり、10名の出資者が各1千万円、合計で1億円出資し、A社の発行済株式総数は10株とします。つまり、各出資者の持分は1株であり、A社の1株あたりの値段は1千万円となります。

その後、A社の事業は順調に成長し、A社の株式は証券取引所に上場することになりました。
A社の株式が株式市場で取引されるということです。
上場すると、A社の株式は「株価」と呼ばれるA社 の1株あたりの市場価格で取引されるのですが、この「株価」は投資家等の集まりである市場がA社の「実力(稼ぐ力)」に対して表明した意見と捉えることができます。
つまり、市場が考えるA社の1株あたりの値段です。設立時は、10名の意見しか反映していませんでしたが、上場後はA社の株価は、市場を形成する世界中の投資家の意見を反映することになります。

A社の「実力」を評価する方法や基となる考え方は、投資家によって違いますし、絶対的な数式は存在しません。
このように、A社の「実力」を簡単に測定することが難しいので、株価が上がったり、下がったりするのです。
しかし、長い目でみると、「株価」の変化率は「実力」の変化率に収斂します。20年~40年という長いスパンでみれば、市場には会社の「実力」を正しく評価する能力があるといえるのではないでしょうか。


鞘本 剛 (資産運用部 ファンドマネジャー)

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