【報告】「いい会社訪問(R)」 コタ株式会社

2019年3月9日(土)に「いい会社訪問®」を、コタさんの『COTA KYOTO スタジオ オフィス(取引先美容室スタッフ向けの研修センター)』で開催し、約50名の受益者とその家族の皆様に参加いただきました。
当日は、2018年9月開催の受益者総会®に登壇いただいた、同社代表取締役社長 小田博英(おだ ひろてる)氏の講演に加え、髪のプロである美容師(コタさんの社員)によるシャンプーやブロー方法などのデモンストレーション、頭皮マッサージのレッスン、ヘアケアカウンセリングなどをおこない、初めての体験に参加者の皆さんも笑顔でいっぱいでした。また、今回の催しに尽力いただいたコタさんの多くのスタッフの方に心のこもった対応をしていただきました。

結い 2101」投資先の ”いい会社” 紹介
コタ株式会社
創業:1980年9月 東証一部上場(2019年3月時点)
本社:京都府久世郡

創業精神である「美容業界(美容室経営)の近代化」の実現を目指し、美容室向け頭髪用化粧品等を製造・販売し、美容室経営のコンサルティングも手掛けています。鎌倉投信が着目したのは、テーマ「人」。キーワードは、「社員を大切に」、「オンリーワン」、「製販一貫体制」です。詳細は、当社HPでご覧いただけます。
https://www.kamakuraim.jp/the-company-finder/cota/

当日は、次のプログラムで開催しました。
第1部 会社概要の説明
第2部 体験(シャンプーデモ・ヘアケアカウンセリング など)
第3部 いい会社の経営者講演
第4部 トークセッション・質疑応答

ここからは、プログラムに沿って、「いい会社訪問」の様子をお伝えしていきます。

エントランス

施設廊下には、コタ製品がずらりと並びます。

いよいよ受付開始です!鎌田

第1部 会社概要の説明

まず、同社の会社概要について広報・IR部長の西村様より説明いただきました。市販品と違い、美容室でしか購入できないシャンプーなどのヘアケア製品(美容室専売品)について、同社の説明を交えながら、解説いただきました。

また、創業精神である「美容業界(美容室経営)の近代化」の実現のために、独自のビジネスモデルである「旬報店システムを軸としたコンサルティング・セールス」をはじめとした同社の取組みを紹介いただきました。

詳細はこちら⇒『コタってどんな会社?』

会社説明の様子

第2部 体験(シャンプーデモ・ヘアケアカウンセリング など)

ここからは、いよいよ体験プログラムです。
4つのチームに分かれ、各ブース15分ずつの体験がスタートです。

ベース剤・ブローデモ:髪の保湿やブローの技術に興味津々 

シャンプーデモ:シャンプーやトリートメントの技術に目が離せません

セルフスタイリングレッスン:スタイリング剤をつかっての、ヘアセットの技術

頭皮マッサージレッスン:今日から使える頭皮マッサージ。頭も目元もすっきり!

ヘアケアカウンセリング:髪のカウンセリングを受け、自分の髪質にあったシャンプー・トリートメント(同社ブランド:コタ アイ ケア)をいただきました

第3部 いい会社の経営者講演

同社の製品体験を通じて社員の皆様と交流した後は、昨年9月に横浜で開催した第9回「結い 2101」受益者総会®に登壇いただいた、同社代表取締役社長 小田博英氏の講話です。
「(コタさんが目指す)いい会社」とその「共有」をテーマに、あらためてお話いただきました。

【オンラインサービスMy鎌倉倶楽部で動画配信中!】
第9回「結い 2101」受益者総会® 『いい会社の経営者講演』コタ株式会社 小田社長
ログイン後に動画配信ページより視聴できます。
https://myclub.kamakuraim.jp/Portal/Account/Login

ここからは、講話概要です。

●社長になるときに考えたこと
お父様が同社の創業者である小田社長。
大学卒業後は同社とは無縁の会社に入り、2年半勤めた後にコタへ転職されたそうです。その後、27歳で同社初の直販拠点(代理店経由ではなく直接美容室への販売を担当する拠点)である名古屋営業所の所長を務めました。

当時、初めての経験となる営業所立ち上げという任に、死に物狂いで取組むなかで、「初めてやる仕事だから難しい」という思考ではなく、「初めてやる仕事に、難しいも簡単もない」という考えに至ったそうです。今も小田社長の仕事の指針となっています。

その後、同社の様々な役割・役職を経て、44歳で社長に就任しました。
就任当時、会社は「従業員・お客様をはじめ、会社をとりまく全ての人たちとコタという会社の考えや想いを共有できれば、会社は強くなる」と小田社長は考えました。「共有」を強くするには共通の言葉があった方がよいので、「いい会社」という言葉を選ぶところからはじめたそうです。

ではなぜ「いい会社」を選んだのでしょうか?
「いい会社」を目指す姿勢は誰も否定できないと小田社長は考えました。
こうして、最初に小田社長から社員に向けたメッセージが『「いい会社」を目指そう』でした。
そして、「いい会社」という言葉の発信を始めてから1年程たった頃、ようやく社員も言葉としての「いい会社」を共有できるようになりました。一方で、「いい会社」の意味・定義について、社員から疑問の声が出始めたのもこの頃でした。ここから小田社長の本格的な取組みがスタートしました。

●「いい会社」の意味
実は、社内から「いい会社」の意味・定義について、疑問の声が出るのを待っていた小田社長。
そこで、「いい会社」とは、『他者が判断し、感じていただくもの』と定義し、社員一人ひとりが自身の役割の中で、お客様・取引先など日々関わる人々から、いい会社と思っていただけるために、まず、考え方の共有を始めました。

【ANOTHER STORY】鎌倉投信との出会い
「いい会社」といえば、鎌倉投信のスローガンである。「いい会社をふやしましょう!」
鎌倉投信との出会いのエピソードも披露いただきました。
2012年11月にIR活動の一環として、当社に訪問されました。当時、小田社長は、鎌倉投信が考える「いい会社」に興味・関心がわいたそうです。
機関投資家といえば都内の一等地にあるイメージでしたが、東京から車で鎌倉投信本社へ向かったが、なかなか辿り着けず、『狐か狸に化かされているのか?』と道中に冗談を交わしていたところ、当社の新井資産運用部長(当時)が小田社長一行をお迎えし、この古民家の改築前は、アライグマが住んでいたという話をするなかで、『狐か狸に・・・』と思っていたら、新井さんからアライグマとは、という笑い話もいただきました。

当時、当社から小田社長に『社長にとって「いい会社」とは、どんな会社ですか?』 と質問し、小田社長から「いい会社」の定義について、「社員の一人ひとりがあるべき、いい会社像をイメージでき、それに近づこうとする集団のこと」と伺いました。
その後本社・工場への訪問を経て、「結い2101」の投資先となりました。

●変えない経営について
社長就任から2年程たった頃の機関投資家向け決算説明会でのエピソード。
証券会社の担当者から将来の約束に関する話は避け、結果説明に徹するようにというアドバイスもあり、淡々と結果の説明、そして同社の1件1件の取引先を着実に成長させていく経営方針について語った後、ある機関投資家から、小田社長からは大きな儲け話がないことを厳しく叱咤されたそうです。

取引先である美容室の繁栄の先に、同社の安定した売上げがあると考える小田社長にとって、機関投資家が望む「(同社が)売上げが何倍にも増える面白みのある会社ではないこと」を批判され、社長である自身の能力を全否定された気分になったそうです。

そんな悩みを抱えていた中、定期的に同社を訪問する、アメリカ在住のファンドマネージャーがいました。『機関投資家からみれば面白みのない当社になぜ定期的に訪問くださるのか』と疑問に思った小田社長は、率直に質問してみました。
『コタさんが変わっていないか確認に来ているんだよ』という同氏の言葉に、現在に至る「変えない経営スタイル」が小田社長にとっての経営手法であることに、確信を持つきっかけとなったそうです。

●「いい会社」の共有
<社内IR活動>
同社では、本社で年に2回、支店・営業所では2年に1回、社内IR説明会という社内イベントを開催し、機関投資家向けのIR説明をそのまま社員に話をしています。外部向けの説明を社内向けにそのまま話すのは、意外と難しいと話す小田社長。この取組みを始めたころは、前置きや補足説明などが多くありましたが、今では、使い分けをせずに話せるそうです。
社内IR活動の効果として『社員の仕事に迷いがなくなった』と語る小田社長。
取引先の繁栄を優先する営業方針が明確に伝わる(特に営業部門に迷いがなくなった)ことで、業績も着実に成長しています。

<判断基準は損得ではなく善悪>
毎年のように報道される企業の不祥事、その中でも食品偽装を例にとり、目先の損を回避するために廃棄すべき食品を使用し、目先の得をとった結果、その後偽装が発覚し大きな損となる。
偽装が発覚しなければ褒められ、偽装が発覚すれば叱られる。
「損得」はどこかで衝突・矛盾が生じる。「善悪」であれば、はっきりする。
「企業理念に沿って、正しいか正しくないか?」を判断基準とすることに、全社を挙げて取組んでいます。

●最後に
社長になってから15年。経営にかける様々な想いをお話いただいた小田社長。『想いを共有していただける社員・取引先・株主様がいるから頑張れる』と講演を締めくくりました。

第4部 トークセッション・質疑応答

最後のプログラムでは、入社1年目の若手社員2名を交え、様々な質問を小田社長と社員さんに投げかけました。若手社員さんには、入社のきっかけや「共有」をテーマに質問し、入社前と入社後のギャップがないことを、「マニュアル」ではなく自分自身の言葉で話していただきました。
また、会場からは、同社製品やサービスへの率直なご意見をいただいたり、同社が美容室の経営支援という取組みを始めたきっかけなどについて質問があったり、活発な意見交換がおこなわれました。

トークセッションの様子

元ユーザーの参加者から、同社製品の使用を止めた理由について

社長が大好き!と語る社員さん、と恥ずかしそうな小田社長

まとめ(いい会社訪問を終えて)

今回の訪問を通じて、コタさんへの理解・共感が深まったのはもちろんのこと、参加者の皆様には、自身の大切なお金の向かう先の一つであるコタさんに、投資先として信頼と安心を持っていただけたと感じています。
また、社内IR説明会をはじめとした企業理念の地道な共有活動や、損得ではなく善悪という視点での日々の細かな判断の積み重ねが、社員の皆様の安心感と自信に繋がっていると感じました。

入社一年程の社員さんにご登壇いただきましたが、多くのお客様(投資家)や社長をはじめとした先輩社員を前に臆することなく堂々と話せるのも、そうした安心感があるからこそだと思います。
また、企業の様々な不正問題が世間をにぎわせる中、同社にはそうしたことがないという自信を、小田社長はもちろん、社員の皆様の会話からも感じとることができました。
引き続き、「いい会社」を目指し続ける、コタさんを応援していきたいと思います。
(鎌倉倶楽部 齋藤)


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