前田工繊

前田工繊株式会社 (前田工繊株式会社)

  • 循環型社会創造
  • 経営理念
  • オンリーワン
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繊維の力で社会インフラを支える、いい会社

前田工繊は、土木に初めて繊維製品を使用した、業界のパイオニア的存在です。
扱う製品は土木資材だけでなく、産業用に使われる布やタイヤホイールの製造など多岐にわたります。

 

【特徴一 匠】
●オンリーワン
前田工繊の本社がある福井県は温暖多湿な気候から、古くから絹織物産業の盛んな地域でした。前身は絹織物の機織工場をしていましたが、同社の前田社長は得意の繊維加工技術を土木に応用することを考案。道路やトンネルの排水材や土壌補強材に繊維を用いた新たな土木資材を提供していきました。
当時、土木に使われる材料はコンクリートや鉄が主流で、前例のない繊維を使った資材はなかなか受け入れられない状況だったそうです。ただ、繊維の持つ加工のしやすさや、耐久性、環境負荷の少なさが徐々に評価されていきました。
例えば、土木現場は山の中など険しい場面が多く、そういった環境ではコンクリートよりも繊維のほうが扱いやすく重宝されたそうです。また、コンクリートは風化により劣化しますが、繊維は風化が少なく半永久的に使え環境負荷の少ない素材です。また、地震など大きな力があるとコンクリートは壊れてしまいますが、繊維は柔軟性があるため壊れにくいのです。
このような扱いやすさ、環境負荷の少なさ、耐久性といった点が評価され現在では繊維資材が、安全で快適なインフラ作りの主流となっています。そんな経緯から、新たな資材を土木業界にいち早く提供した同社はパイオニアといわれています。
前田工繊は土木資材だけではなく、精密機械の微細な汚れを落とす布(ワイパー)や医療で使われる布など高度なクリーンさが必要な繊維製品の製造、鍛造タイヤホイールの製造など新たな事業領域にも進出しています。
前田社長は「かつて土木と繊維の異なる技術領域を混ぜることで業界に革新を起こしたように、新たな事業領域に進み、技術と技術、技術と人を混ぜることで次なるイノベーションを起こしていきたい」と語ります。今後は、安全な食生活を支えるための、農業資材への展開も検討しているそうです。

高分子繊維(左写真)を使って、盛土補強(右写真)などの土木資材を製造しています。

土木資材以外にも、精密製品の汚れを落とす布(左写真)の製造やタイヤホイール(中写真)、農業用資材(右写真)の製造もおこなっています。

【特徴二 人】
●地域社会への貢献
前田工繊では、地元に対する恩返しの一環として、福井県内の大学生や福井出身の県外大学生を対象に、留学支援をおこなってきました。
2015年からは、より幅広い支援を目的に、公益財団法人を設立し、毎年8名の学生に対する給付型奨学金制度と研究開発に対する助成金制度を運営しています。
鎌倉投信の視点
鎌倉投信では同社を「人」のテーマの「地域社会への貢献」という点で評価しています。
福井の地元に雇用を生むだけでなく、未来の人財のために奨学金制度を整えるなど地域に貢献する姿勢を評価しました。引き続き新たな事業領域でイノベーションを起こしていくことを期待しています。
前田工繊株式会社
1972年創立。盛土補強・軟弱地盤安定材をはじめとしたジオシンセティックス環境資材のパイオニア。東証一部上場。本社は福井県。

https://https://www.maedakosen.jp/mdk/


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